要点
GitHub は Copilot の利用状況を示す REST API を更新し、企業・組織向けにリポジトリごとのプルリクエスト活動データを日次で報告する新エンドポイントを一般提供した。
Copilot の利用状況を示す REST API に、リポジトリレベルの活動データが追加されました。これにより、Copilot コーディングエージェントと Copilot コードレビューによるプルリクエストの活動が、日次・リポジトリ別に詳細に報告できるようになります。この機能はエンタープライズ向けレポートでも組織向けレポートでも利用可能です。
新機能
新たに追加された 2 つのエンドポイントでは、特定の日付における単一リポジトリごとのレポートを取得できます。
GET /enterprises/{enterprise}/copilot/metrics/reports/repos-1-day?day=YYYY-MM-DD
GET /orgs/{org}/copilot/metrics/reports/repos-1-day?day=YYYY-MM-DD
各レスポンスには、以下の活動データが含まれます。
- Copilot コーディングエージェントによって作成・マージされたプルリクエスト
- Copilot コードレビューによるレビュー実施数(コメントタイプごとの内訳付き)
なぜ重要なのか
これまで Copilot の利用状況レポートは組織レベルやユーザーレベルまでしか提供されていませんでした。しかし、リポジトリ単位での報告が可能になったことで、コードベース全体において Copilot コーディングエージェントと Copilot コードレビューが具体的にどの場所でプルリクエストの活動に貢献しているかを把握できます。
これは「リポジトリごとの洞察」や「AI 導入準備度(AI-readiness)レポート」の基盤となる機能です。これにより、最も恩恵を受けられるリポジトリに対して重点的にトレーニングや支援を行うといった施策を打つことが可能になります。
重要な注意点
これらのレポートにアクセスできるのは、エンタープライズオーナー、請求管理担当者、組織オーナー、あるいは「Copilot メトリクスの表示」権限が付与されたカスタムロールを持つユーザーです。なお、この機能を有効にするには、「Copilot の利用状況ポリシー」が有効になっている必要があります。
詳細は Copilot 利用状況 API のドキュメントをご覧ください。
GitHub Blog にて、「リポジトリレベルの GitHub Copilot 利用状況を示す指標」が一般公開されました。
この機能により、組織はチームやプロジェクト全体での Copilot の活用状況を可視化できるようになります。これまで個々の開発者の利用データは把握できても、組織全体の傾向を俯瞰するのは難しかったため、今回のリリースは大きな一歩となります。