「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する
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(1/2 ページ) 公開 2026年07月28日 16時23分 更新 2026年07月28日 16時56分 「痺れるほどにミスを繰り返す」「おバカさん」――米Googleが7月21日(現地時間)に一般提供を始めたAIモデ
AI深層分析を開く2026年7月31日 22:56
AI深層分析
キーポイント
初期の数値比較ミスの一部改善
リリース直後に「9.11>9.3」のような初歩的な数値比較で誤答した事例が報告されたが、公開から1週間後の記者による検証では、小数点以下の桁数を増やした複雑な問いにも正答するケースが増加している。
架空の生物に関するハルシネーションの減少
ユーザーが創作した架空の魚について実在するかのように説明していた初期の誤答に対し、1週間後の検証では「実在しません」と正しく回答するようになり、同様の質問でも存在しない生物だと判断できるようになっている。
ハルシネーションや技術情報の誤認は継続
単純な数値比較や架空の生物については改善が見られる一方、X 上ではコーディング時のミスや、JavaScript ランタイム「Bun」の実装言語変更を否定するなどのハルシネーションに関する報告が現在も続いている。
ユーザーからの評価は二極化
同モデルについて「びびるくらい速いけど、時々ポンコツ」という声や、「技術調査の詰めが甘い」「動かないコードを自信満々で吐いた」といった批判的な意見が依然として上がっている。
性能向上と効率化
Gemini 3.6 Flash はコーディングや知識作業の処理性能が高まり、トークン効率が 3.5 Flash よりも最大で 65% 削減された。
重要な引用
9.11 と 9.3、どっちが大きい?と尋ねたところ、「9.11 のほうが大きいです」と返ってきた
まんまとやってしまいました……!それっぽい解説をでっち上げてしまいました
ハルシネーションを行ってしまいました
"コーディングや知識作業、画像などの処理性能を高めたという"
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編集コメント
Gemini 3.6 Flash の検証結果は、生成AIの進化が直線的ではなく、特定のタスクで劇的に改善される一方で別の弱点が残る非対称な性質を持つことを示している。開発者はこのモデルを「万能な助手」として過信せず、重要な判断においては必ず二次確認を行う運用体制を構築すべきである。
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「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する(1/2 ページ)
公開
2026年07月28日 16時23分
更新
2026年07月28日 16時56分
「痺れるほどにミスを繰り返す」「おバカさん」――米Googleが7月21日(現地時間)に一般提供を始めたAIモデル「Gemini 3.6 Flash」を巡って、リリース直後から回答の精度を疑問視する声がXで相次いだ。初歩的な数値比較を間違えたり、実在しない魚についてもっともらしい解説を始めたりと、思わず首をかしげる事例もみられた。
公開から約1週間が経過した現在、こうした誤答はまだ起きるのか。リリース直後に話題になった質問を改めて試したところ、記者が検証した範囲では、当初みられた単純な誤答の一部は再現しなかった。一方、Xでは現在も、ハルシネーションやコーディング時のミスを指摘する投稿がみられる。同モデルについて、リリース直後の反応と7月28日時点の検証結果を整理した。
「9.11>9.3」? 初歩的な数値比較で誤答
リリース直後に注目を集めたのが、小数の大小を取り違える問題だ。あるユーザーは、「さすがに間違えないであろう質問を投げたら初手で間違えた」として、Gemini 3.6 Flashの回答を報告。「9.11と9.3、どっちが大きい?」と尋ねたところ、「9.11のほうが大きいです」と返ってきたという。
この投稿を受け、他のユーザーも同じ質問で検証し、結果をスクリーンショット付きで報告した。正しく「9.3」と答えたケースがある一方、「9.11」と誤答したとの報告もみられた。
記者も7月23日に検証した。「9.11と9.3では、どちらが大きい?」との質問には「9.3」と正しく回答したが、数字と順番を変えて「9.3と9.13では、どちらが大きい?」と尋ねると、「9.13の方が大きいです」と誤答した。
続く説明には、「小数第一位を比べると3と1なので、9.3 の方が大きくなります」とあり、最初の結論とその後の説明が食い違っていた。同じ質問をhighモードで試したところ、「9.3の方が大きいです」と正しく回答した。
記者は、28日にも同様の数値比較を改めて試した。小数点以下の桁数を8桁に増やしたり、小数第3位以降の数字を変えたりして引掛けを試みたが、記者が確認した範囲では全て正答した。
23日、Gemini 3.6 Flashの回答
架空の魚、現在は「実在しません」
存在しない魚を実在する生物として説明したとの報告も話題になった。あるユーザーが、自身で考案した架空の魚「ミクイロオナガハナダイ」について尋ねたところ、Gemini 3.6 Flashは実在する魚であるかのように、学名や生息域、特徴を説明し、画像まで提示したという。
ユーザーが「私が創作した」と指摘すると、Gemini 3.6 Flashは「まんまとやってしまいました……!」「それっぽい解説をでっち上げてしまいました」と謝罪した。
記者が同じ魚について7月23日と28日に尋ねたところ、いずれも「実在しません」と回答した。さらに、「アオホシオナガハゼ」「ベニホシトゲカサゴ」など、実在しそうな架空の生物名を作って詳細を尋ねたが、いずれも存在しない生物だと答えた。
Gemini 3.6 Flashから謝罪? ハルシネーションの報告は続く
リリース直後には、単純な数値比較のミスだけでなく誤った完了報告も話題になった。あるユーザーはGemini 3.6 Flashに実装作業を任せた際、内容に不備がないか確認したところ「大丈夫です」と回答されたが、その後、同モデルから「ハルシネーションを行ってしまいました」と謝罪されたという。
別のユーザーは、JavaScriptランタイム「Bun」が内部の実装言語をZigからRustへ変更した件について尋ねたところ、Gemini 3.6 Flashが「それはデマです」と回答したと報告した。証拠としてリポジトリを示しても、「そのような事実はない」と否定し続けたという。
このほか、「技術調査やバグ調査の詰めが甘い」「動かないコードを自信満々で吐いた」「びびるくらい速いけど、時々ポンコツ」といった声も上がった。コーディング中に同じ修正を繰り返す、画像やグラフの内容を誤って読み取る、プロンプトで指定した条件を無視するといった報告もあった。ハルシネーションやコーディング時のミスを指摘する投稿は、7月28日時点でも引き続きみられる。
「タスクを選べば使える」との声も
Gemini 3.6 Flashに寄せられているのは、否定的な評価ばかりではない。一部のユーザーからは、「回答が高速だからタスクを選べば使える」「Gemini特有のハルシネーションをうまく活用できればありかも」「クリエイティブの発想の種としては最高」といった声も上がっている。
Googleが21日に公開したプレスリリースによると、Gemini 3.6 Flashは「3.5 Flash」へのフィードバックを反映し、コーディングや知識作業、画像などの処理性能を高めたという。トークン効率も改善し、3.5 Flash比で17%、一部のベンチマークでは最大65%削減したとしている。
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「痺れるほどにミスを繰り返す」Gemini 3.6 Flashは変わった? 公開から1週間、当初のおバカ回答を今検証する(1/2 ページ)
公開
2026年07月28日 16時23分
更新
2026年07月28日 16時56分
「痺れるほどにミスを繰り返す」「おバカさん」――米Googleが7月21日(現地時間)に一般提供を始めたAIモデル「Gemini 3.6 Flash」を巡って、リリース直後から回答の精度を疑問視する声がXで相次いだ。初歩的な数値比較を間違えたり、実在しない魚についてもっともらしい解説を始めたりと、思わず首をかしげる事例もみられた。
公開から約1週間が経過した現在、こうした誤答はまだ起きるのか。リリース直後に話題になった質問を改めて試したところ、記者が検証した範囲では、当初みられた単純な誤答の一部は再現しなかった。一方、Xでは現在も、ハルシネーションやコーディング時のミスを指摘する投稿がみられる。同モデルについて、リリース直後の反応と7月28日時点の検証結果を整理した。
「9.11>9.3」? 初歩的な数値比較で誤答
リリース直後に注目を集めたのが、小数の大小を取り違える問題だ。あるユーザーは、「さすがに間違えないであろう質問を投げたら初手で間違えた」として、Gemini 3.6 Flashの回答を報告。「9.11と9.3、どっちが大きい?」と尋ねたところ、「9.11のほうが大きいです」と返ってきたという。
この投稿を受け、他のユーザーも同じ質問で検証し、結果をスクリーンショット付きで報告した。正しく「9.3」と答えたケースがある一方、「9.11」と誤答したとの報告もみられた。
記者も7月23日に検証した。「9.11と9.3では、どちらが大きい?」との質問には「9.3」と正しく回答したが、数字と順番を変えて「9.3と9.13では、どちらが大きい?」と尋ねると、「9.13の方が大きいです」と誤答した。
続く説明には、「小数第一位を比べると3と1なので、9.3 の方が大きくなります」とあり、最初の結論とその後の説明が食い違っていた。同じ質問をhighモードで試したところ、「9.3の方が大きいです」と正しく回答した。
記者は、28日にも同様の数値比較を改めて試した。小数点以下の桁数を8桁に増やしたり、小数第3位以降の数字を変えたりして引掛けを試みたが、記者が確認した範囲では全て正答した。
23日、Gemini 3.6 Flashの回答
架空の魚、現在は「実在しません」
存在しない魚を実在する生物として説明したとの報告も話題になった。あるユーザーが、自身で考案した架空の魚「ミクイロオナガハナダイ」について尋ねたところ、Gemini 3.6 Flashは実在する魚であるかのように、学名や生息域、特徴を説明し、画像まで提示したという。
ユーザーが「私が創作した」と指摘すると、Gemini 3.6 Flashは「まんまとやってしまいました……!」「それっぽい解説をでっち上げてしまいました」と謝罪した。
記者が同じ魚について7月23日と28日に尋ねたところ、いずれも「実在しません」と回答した。さらに、「アオホシオナガハゼ」「ベニホシトゲカサゴ」など、実在しそうな架空の生物名を作って詳細を尋ねたが、いずれも存在しない生物だと答えた。
Gemini 3.6 Flashから謝罪? ハルシネーションの報告は続く
リリース直後には、単純な数値比較のミスだけでなく誤った完了報告も話題になった。あるユーザーはGemini 3.6 Flashに実装作業を任せた際、内容に不備がないか確認したところ「大丈夫です」と回答されたが、その後、同モデルから「ハルシネーションを行ってしまいました」と謝罪されたという。
別のユーザーは、JavaScriptランタイム「Bun」が内部の実装言語をZigからRustへ変更した件について尋ねたところ、Gemini 3.6 Flashが「それはデマです」と回答したと報告した。証拠としてリポジトリを示しても、「そのような事実はない」と否定し続けたという。
このほか、「技術調査やバグ調査の詰めが甘い」「動かないコードを自信満々で吐いた」「びびるくらい速いけど、時々ポンコツ」といった声も上がった。コーディング中に同じ修正を繰り返す、画像やグラフの内容を誤って読み取る、プロンプトで指定した条件を無視するといった報告もあった。ハルシネーションやコーディング時のミスを指摘する投稿は、7月28日時点でも引き続きみられる。
「タスクを選べば使える」との声も
Gemini 3.6 Flashに寄せられているのは、否定的な評価ばかりではない。一部のユーザーからは、「回答が高速だからタスクを選べば使える」「Gemini特有のハルシネーションをうまく活用できればありかも」「クリエイティブの発想の種としては最高」といった声も上がっている。
Googleが21日に公開したプレスリリースによると、Gemini 3.6 Flashは「3.5 Flash」へのフィードバックを反映し、コーディングや知識作業、画像などの処理性能を高めたという。トークン効率も改善し、3.5 Flash比で17%、一部のベンチマークでは最大65%削減したとしている。
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技術分析ainew評価高い
Gemini 3.6 Flash の具体的なバグ事例(数値比較ミス、架空生物の説明)と、その後の修正状況を検証した独自の実験データが含まれており、技術的な深みがある。ただし、対象は Google のグローバルモデルであり、日本固有の導入・価格・規制情報は含まれないため、日本の関連性は低めとなる。
6つの評価軸を見る
- AI関連度
- 100
- 情報源の信頼性
- 75
- 新規性
- 75
- 調べる価値
- 100
- 重複の少なさ
- 100
- 日本での有用性
- 25
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