Excel作業を自動化する「Copilot in Excel」がスキルに対応 何ができる?
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Microsoft は財務部門向けに Excel Copilot の新機能を追加し、スキル機能による手順自動化や外部金融データとの直接連携、変更履歴の追跡性強化を実現した。
AI深層分析を開く2026年7月31日 22:31
AI深層分析
キーポイント
定常業務の手順を定義・自動化する「スキル」機能の導入
割引キャッシュフロー構築や月次決算など共通プロセスをテンプレート化し、Copilot が手順に沿って一貫した出力を生成する仕組みが追加された。
外部金融データコネクターの大幅な拡充
LSEG や Moody's に加え CB Insights、Daloopa、FactSet など主要な金融データプロバイダーとの直接連携が可能になり、信頼性の高い最新データに基づく分析が実現した。
財務ワークフローにおける具体的な活用事例の提示
決算処理や予測更新、バリュエーションモデル構築など、現場で即座に適用可能なプロンプト例とスキル連携の具体案が示された。
変更履歴の追跡性と透明性の強化
実行前に「Plan with Copilot」機能により、影響範囲や前提条件を事前に確認できる仕組みが導入され、財務業務における説明責任に応える機能を備えた。
定常業務の自動化スキルの導入
割引キャッシュフローや月次決算などの共通プロセスをテンプレート化し、Copilotが手順に沿って一貫した出力を生成する「スキル」機能が追加された。
重要な引用
Copilot in Excel のスキル(skills)機能は、割引キャッシュフローの構築、月次決算、月次報告モデルの更新、差異分析の作成といった共通プロセスを Copilot が実行する手順テンプレートだ
LSEG と Moody's のコネクターに加え、新たに以下の金融データコネクターに対応した
Copilot in Excel では、こうした要求に応えるため、実行前に「Plan with Copilot」を選択できるようになった
AIを財務業務に利用するためには、計算の根拠を示し、信頼できるデータを活用し、全ての計算をトレースできる必要がある。
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編集コメント
財務業務という高リスク・高規制領域において、AI の判断プロセスを可視化し、外部データとの連携を強化した点は実用性の観点から極めて意義深い。特に「Plan with Copilot」による事前確認機能は、AI 導入における信頼構築の鍵となる要素として注目される。
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Microsoftは2026年6月25日(米国時間)、「Microsoft Excel」向け「Microsoft 365 Copilot」(以下、「Copilot in Excel」)に財務部門向けの新機能を追加した。
AIを財務業務に利用するためには、計算の根拠を示し、信頼できるデータを活用し、全ての計算をトレースできる必要がある。Microsoftの財務部門は、財務計画・分析、経理、税務、コンプライアンス、資金管理の各領域でCopilot in Excelをワークフローに活用しており、情報収集や分析の再構築にかかる時間を削減している。
どこが不十分かを開発チームにフィードバックし、自分たちの仕事が求める水準に向けて機能を磨いてきたという。
定常業務の手順を定義・自動化する「スキル」に対応
Copilot in Excelのスキル(skills)機能は、割引キャッシュフローの構築、月次決算、月次報告モデルの更新、差異分析の作成といった共通プロセスをCopilotが実行する手順テンプレートだ。毎回一から始めるのではなく、スキルがCopilotを各手順に沿って導き、適切な構造とフォーマットを適用しながら確認、再利用しやすいアウトプットを生成する。
財務スキルのサンプルライブラリが公開されており、Markdownファイルを使って独自のカスタムスキルを作成できる。「SKILL.md」ファイルを「OneDrive」に保存しておくとCopilotが自動的に認識し、ユーザーが定めたプロセスに従って財務三表や取締役会向け資料を構築する。
Copilot in Excelは、Excelでの作業スタイルに合わせてカスタマイズできる。パーソナライゼーション機能を使えば、設定を一度済ませるだけで、Copilotがそれを一貫して適用する。ワークブックルールは、ワークブックの構造や命名規則、数式のルールをワークブック内のシートとして保存し、そのファイルで継続的に利用できる。
外部金融データの直接利用に対応
Copilot in Excelは、財務業務で利用される市場データや企業データ、調査レポートをワークブックへ直接取り込めるようになった。これにより、企業分析、投資分析、M&A(合併・買収)候補の選定、ポートフォリオ分析などを、信頼性の高い最新データに基づいて実施できる。
LSEGとMoody'sのコネクターに加え、新たに以下の金融データコネクターに対応した。
- CB Insights(非上場企業、市場動向)
- Daloopa(SEC提出書類などから取得した監査対応可能な財務データ)
- FactSet(金融・代替データ、一般提供予定)
- Morningstar(投資リサーチ、ファンド分析)
- PitchBook(プライベートキャピタル市場データ)
- S&P Global(企業情報、財務分析、決算説明会情報など)
財務ワークフロー活用例
Copilot in Excelを「Work IQ」による業務コンテキストの活用と組み合わせることで、財務部門が日常的に取り組む実際の業務を支援できる。Work IQ、スキル(@による参照)、コネクターを利用して実行できるプロンプトの例は以下の通り。
決算処理
社内の予測レビューと計画資料を使って前四半期の実績と計画を比較する。売り上げ、費用、利益率、キャッシュフローの差異が大きい上位5項目を特定し、その要因を説明して、「@variance-analysis」スキル参照で、経営幹部向けのビジネスレビューサマリーの下書きを作成する。
予測の更新
チームが承認した最新の前提条件と予算を使い、現在の予測を更新する。市場データを組み込んで現行の事業計画と照合し、「@model-update」で更新後の見通しにおける主要な要因をまとめる。
バリュエーションモデルの構築
「@comps-analysis」を使い、M&A対象企業のDCF(Discounted Cash Flow)、類似企業比較分析、感度分析を実行する。財務ファンダメンタルズ、アナリスト予想、市場ベンチマーク、取引倍率(マルチプル)を取得し、評価額に影響する主要な要因を説明する。
次の買収候補の探索
「@deal-screening」を使い、社内の戦略資料と買収基準に合致する買収候補を特定する。企業業績と市場シグナルを資金調達履歴と投資家動向と組み合わせて評価・ランク付けし、有力な機会を推薦する。
ポートフォリオのパフォーマンス分析
「@portfolio-monitoring」を使い、ポートフォリオのパフォーマンスを投資目標と社内の投資委員会資料に照らして評価する。ファンドアナリティクスとレーティングを市場パフォーマンスとリスクデータとともに取得し、集中リスクを特定してポートフォリオの調整を提案する。
決算の先読み
「@catalyst-calendar」を使い、対象企業の決算結果、予想修正、アナリスト予想、経営陣のコメントを分析する。市場コンセンサス予想、決算説明会トランスクリプト(書き起こし)の分析情報、市場データを取得し、投資家心理の変化を特定して投資家にとって重要な動向をまとめる。
「Plan with Copilot」と変更履歴の追跡性強化
財務業務においては、どのようにその答えに至ったのかを知る必要がある。Copilot in Excelでは、こうした要求に応えるため、実行前に「Plan with Copilot」を選択できるようになった。更新を予定しているレンジ、ワークシート、数式、前提条件を確認事項とともに事前に提示する機能だ。
変更が行われると、影響を受けたセルへのリンクとともに全ての編集が追跡可能な状態で残り、変更は変更履歴ペインで共同作業者の編集と並んでCopilotによるものとして帰属表示される。
提供状況
Copilot in Excelの機能は、Microsoft 365 Copilotユーザー向けにExcel for Web、Windows、macOSで一般提供されている。カスタムスキルは、Excel for Web、Windows、macOSで順次一般提供される予定だ。パートナーによるスキルは2026年第3四半期に提供される計画となっている。
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Microsoftは2026年6月25日(米国時間)、「Microsoft Excel」向け「Microsoft 365 Copilot」(以下、「Copilot in Excel」)に財務部門向けの新機能を追加した。
AIを財務業務に利用するためには、計算の根拠を示し、信頼できるデータを活用し、全ての計算をトレースできる必要がある。Microsoftの財務部門は、財務計画・分析、経理、税務、コンプライアンス、資金管理の各領域でCopilot in Excelをワークフローに活用しており、情報収集や分析の再構築にかかる時間を削減している。
どこが不十分かを開発チームにフィードバックし、自分たちの仕事が求める水準に向けて機能を磨いてきたという。
定常業務の手順を定義・自動化する「スキル」に対応
Copilot in Excelのスキル(skills)機能は、割引キャッシュフローの構築、月次決算、月次報告モデルの更新、差異分析の作成といった共通プロセスをCopilotが実行する手順テンプレートだ。毎回一から始めるのではなく、スキルがCopilotを各手順に沿って導き、適切な構造とフォーマットを適用しながら確認、再利用しやすいアウトプットを生成する。
財務スキルのサンプルライブラリが公開されており、Markdownファイルを使って独自のカスタムスキルを作成できる。「SKILL.md」ファイルを「OneDrive」に保存しておくとCopilotが自動的に認識し、ユーザーが定めたプロセスに従って財務三表や取締役会向け資料を構築する。
Copilot in Excelは、Excelでの作業スタイルに合わせてカスタマイズできる。パーソナライゼーション機能を使えば、設定を一度済ませるだけで、Copilotがそれを一貫して適用する。ワークブックルールは、ワークブックの構造や命名規則、数式のルールをワークブック内のシートとして保存し、そのファイルで継続的に利用できる。
外部金融データの直接利用に対応
Copilot in Excelは、財務業務で利用される市場データや企業データ、調査レポートをワークブックへ直接取り込めるようになった。これにより、企業分析、投資分析、M&A(合併・買収)候補の選定、ポートフォリオ分析などを、信頼性の高い最新データに基づいて実施できる。
LSEGとMoody'sのコネクターに加え、新たに以下の金融データコネクターに対応した。
- CB Insights(非上場企業、市場動向)
- Daloopa(SEC提出書類などから取得した監査対応可能な財務データ)
- FactSet(金融・代替データ、一般提供予定)
- Morningstar(投資リサーチ、ファンド分析)
- PitchBook(プライベートキャピタル市場データ)
- S&P Global(企業情報、財務分析、決算説明会情報など)
財務ワークフロー活用例
Copilot in Excelを「Work IQ」による業務コンテキストの活用と組み合わせることで、財務部門が日常的に取り組む実際の業務を支援できる。Work IQ、スキル(@による参照)、コネクターを利用して実行できるプロンプトの例は以下の通り。
決算処理
社内の予測レビューと計画資料を使って前四半期の実績と計画を比較する。売り上げ、費用、利益率、キャッシュフローの差異が大きい上位5項目を特定し、その要因を説明して、「@variance-analysis」スキル参照で、経営幹部向けのビジネスレビューサマリーの下書きを作成する。
予測の更新
チームが承認した最新の前提条件と予算を使い、現在の予測を更新する。市場データを組み込んで現行の事業計画と照合し、「@model-update」で更新後の見通しにおける主要な要因をまとめる。
バリュエーションモデルの構築
「@comps-analysis」を使い、M&A対象企業のDCF(Discounted Cash Flow)、類似企業比較分析、感度分析を実行する。財務ファンダメンタルズ、アナリスト予想、市場ベンチマーク、取引倍率(マルチプル)を取得し、評価額に影響する主要な要因を説明する。
次の買収候補の探索
「@deal-screening」を使い、社内の戦略資料と買収基準に合致する買収候補を特定する。企業業績と市場シグナルを資金調達履歴と投資家動向と組み合わせて評価・ランク付けし、有力な機会を推薦する。
ポートフォリオのパフォーマンス分析
「@portfolio-monitoring」を使い、ポートフォリオのパフォーマンスを投資目標と社内の投資委員会資料に照らして評価する。ファンドアナリティクスとレーティングを市場パフォーマンスとリスクデータとともに取得し、集中リスクを特定してポートフォリオの調整を提案する。
決算の先読み
「@catalyst-calendar」を使い、対象企業の決算結果、予想修正、アナリスト予想、経営陣のコメントを分析する。市場コンセンサス予想、決算説明会トランスクリプト(書き起こし)の分析情報、市場データを取得し、投資家心理の変化を特定して投資家にとって重要な動向をまとめる。
「Plan with Copilot」と変更履歴の追跡性強化
財務業務においては、どのようにその答えに至ったのかを知る必要がある。Copilot in Excelでは、こうした要求に応えるため、実行前に「Plan with Copilot」を選択できるようになった。更新を予定しているレンジ、ワークシート、数式、前提条件を確認事項とともに事前に提示する機能だ。
変更が行われると、影響を受けたセルへのリンクとともに全ての編集が追跡可能な状態で残り、変更は変更履歴ペインで共同作業者の編集と並んでCopilotによるものとして帰属表示される。
提供状況
Copilot in Excelの機能は、Microsoft 365 Copilotユーザー向けにExcel for Web、Windows、macOSで一般提供されている。カスタムスキルは、Excel for Web、Windows、macOSで順次一般提供される予定だ。パートナーによるスキルは2026年第3四半期に提供される計画となっている。
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AI ツールの新機能追加を報じており、具体的な実装詳細や利用事例が含まれているため新規性は高い。ただし、日本固有の導入条件や価格情報などは記載されていないため、日本関連スコアは低めとなる。
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- 新規性
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- 重複の少なさ
- 100
- 日本での有用性
- 25
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