Claude、一部チャットがGoogle検索で“丸見え”に 過去には「ChatGPT」でも 漏えいの原因は?
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米 Anthropic のチャットボット Claude で、ユーザーが共有した会話や Artifacts が Google 検索にインデックスされ、機密情報が丸見えになる事象が発生し、同社は検索エンジンへの提供を否定している。
AI深層分析を開く2026年7月31日 22:54
AI深層分析
キーポイント
Google 検索による情報漏洩事象の発生
2026 年 7 月、ユーザーが「共有」機能で公開した Claude の会話や Artifacts が Google 検索結果に表示され、秘密鍵や個人情報といった機密情報が露呈した。
Anthropic の公式見解と責任の所在
同社はユーザーが共有するかどうかを管理しており、Google にサイトマップを提供していないとし、公開されたコンテンツは第三者によってアーカイブされる可能性があると弁明した。
共有機能の仕組みとリスク
Claude の共有ボタンは会話のスナップショットを専用 URL として保存する仕組みであり、一度公開されれば他の Web コンテンツと同様に検索エンジンにインデックスされるリスクがある。
過去事例との類似性
本件は過去に ChatGPT でも約 10 万件の会話が同様の理由で漏洩した事例と類似しており、AI チャットボットの共有機能における普遍的な課題が浮き彫りになった。
Google検索による情報漏えいの発覚と内容
ユーザーが意図せず共有したClaudeの会話やArtifactsが、特定の検索フレーズでGoogle検索結果に露呈し、秘密鍵や個人情報、成人向けコンテンツなどが含まれていた。
重要な引用
当社は、Claude との会話を公開するかどうかをユーザー自身が管理できるようにしている。また、当社のプライバシー原則に従い、Google などの検索エンジンに対してチャットの一覧やサイトマップを提供していない。
ユーザーが会話を共有した場合、その内容は公開アクセス可能となり、他の公開 Web コンテンツと同様に、第三者のサービスによってアーカイブされる可能性がある
「当社は、Claudeとの会話を公開するかどうかをユーザー自身が管理できるようにしている。また、当社のプライバシー原則に従い、Googleなどの検索エンジンに対してチャットの一覧やサイトマップを提供していない」
「ユーザーが会話を共有した場合、その内容は公開アクセス可能となり、他の公開Webコンテンツと同様に、第三者のサービスによってアーカイブされる可能性がある」
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編集コメント
AI チャットボットの共有機能が検索エンジンにインデックスされる事象は、ユーザーが「共有」の概念を誤解している場合に発生しやすい。開発側は、公開範囲の明示や検索インデックスからの除外オプションの強化など、セキュリティ対策の再検討が求められる。
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2026年7月最後の週末、米Anthropicのチャットbot「Claude」とユーザーとの、一見するとプライベートと思われる会話が、Google検索の検索結果に公開表示されていたことが判明した。
報道によると、一部の会話には暗号資産ウォレットの秘密鍵や、氏名・住所などの個人情報といった機密性の高い情報が含まれていたという。この問題は、Claudeの「共有」機能を利用したチャットに影響した。同機能は通常、会話の記録を他の人に共有するために利用するものだ。
この問題は週末に表面化した。米国のネット掲示板「Reddit」にあるClaude関連のディスカッションチャンネルの参加者が、Googleで特定の検索フレーズを入力すると、共有されたClaudeの会話が検索結果として大量に表示されることを発見したことで発覚した。また、Claude内でユーザーが作成できる対話型ツールやミニアプリの「Artifacts」も検索結果に表示されていた。
Googleで特定の検索フレーズを入力すると、Claudeの会話がヒットする(出所:Redditの投稿のキャプチャー)
意図せず公開されたとみられるチャットの内容は「官能小説」「プログラミングに関するやりとり」「業務メモ」「架空の書籍レビュー」まで多岐にわたっていた。その中でも「Anthropicによって共有」と表示されたチャットの1つでは、Claudeが性的に露骨なコンテンツを生成しており、これはAnthropicの成人向けコンテンツに関するポリシーに反している。
目次
- “一部チャットが丸見え問題”の原因は? Anthropicが弁明
- Claudeのチャットを共有する仕組み
- 過去には「ChatGPT」が約10万件の会話を“お漏らし”
“一部チャットが丸見え問題”の原因は? Anthropicが弁明
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Anthropicの広報担当者は、ビジネス誌「Fortune」に対して次のように述べている。
「当社は、Claudeとの会話を公開するかどうかをユーザー自身が管理できるようにしている。また、当社のプライバシー原則に従い、Googleなどの検索エンジンに対してチャットの一覧やサイトマップを提供していない。共有用リンクは推測したり発見したりできるものではなく、ユーザー自身が共有しない限り第三者が見つけることはできない。ユーザーが会話を共有した場合、その内容は公開アクセス可能となり、他の公開Webコンテンツと同様に、第三者のサービスによってアーカイブされる可能性がある」
同社はこの問題に対処したとみられ、Redditで共有された手法ではGoogle経由でこれらのリンクを検索できなくなっている。しかし、本稿執筆時点(7月28日午前)では、以前に公開されていたチャットへのリンクの多くは依然として有効であり、リンクを知っている人であればアクセス可能な状態だった。
Anthropicのダリオ・アモデイ共同創業者兼CEO(提供:Fortune)
Claudeのチャットを共有する仕組み
Claudeの会話は、初期設定では非公開であり、影響を受けたのはユーザーが他者と「共有」したチャットのみだとみられる。Claudeの共有ボタンは、多くの競合サービスと同様の仕組みを採用している。ユーザーが共有を選択すると、Claudeはその時点の会話のスナップショットを専用のWebアドレスに保存し、そのリンクを1人または少人数の相手に送ることを想定している。
これらのリンクから、ユーザーのアカウント全体や、そのユーザーが会話した全てのチャットにアクセスできるわけではない。
過去には「ChatGPT」が約10万件の会話を“お漏らし”
Claudeの会話がGoogle検索に表示されたのは今回が初めてではない。米国のビジネス誌「Forbes」によると、同様の問題は2025年にも発生している。さらにほぼ同じ問題によって、米OpenAIのチャットbot「ChatGPT」のチャット約10万件がGoogle検索で公開された。イーロン・マスク氏が率いる米xAIのチャットbot「Grok」でも、過去に同様の問題が発生している。
この問題は、AIチャットbotの共有機能が会話ごとに固有のURLを生成し、そのリンクが自動的に公開され、検索エンジンによるクロールを許可した状態になっていたことが原因だ。こうした状況は、多くの場合、ユーザーが認識していないまま発生していた。
ユーザーがチャットbotに機密情報を入力する機会が増える中、このような事例は大量の個人データや機密情報が流出するリスクを高める。共有されたチャットは、共有ドキュメントよりも機密性が高い場合が多い。人々はチャットbotを、仕事、健康、法律上の問題について率直に考えを整理する場として利用しており、その内容は必ずしも公開を望むものではないためである。
また、OpenAI、Anthropic、xAIのいずれも同様の問題を繰り返し起こしていることは、この種の問題を業界全体が恒久的に解決できていないことを示唆している。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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2026年7月最後の週末、米Anthropicのチャットbot「Claude」とユーザーとの、一見するとプライベートと思われる会話が、Google検索の検索結果に公開表示されていたことが判明した。
報道によると、一部の会話には暗号資産ウォレットの秘密鍵や、氏名・住所などの個人情報といった機密性の高い情報が含まれていたという。この問題は、Claudeの「共有」機能を利用したチャットに影響した。同機能は通常、会話の記録を他の人に共有するために利用するものだ。
この問題は週末に表面化した。米国のネット掲示板「Reddit」にあるClaude関連のディスカッションチャンネルの参加者が、Googleで特定の検索フレーズを入力すると、共有されたClaudeの会話が検索結果として大量に表示されることを発見したことで発覚した。また、Claude内でユーザーが作成できる対話型ツールやミニアプリの「Artifacts」も検索結果に表示されていた。
Googleで特定の検索フレーズを入力すると、Claudeの会話がヒットする(出所:Redditの投稿のキャプチャー)
意図せず公開されたとみられるチャットの内容は「官能小説」「プログラミングに関するやりとり」「業務メモ」「架空の書籍レビュー」まで多岐にわたっていた。その中でも「Anthropicによって共有」と表示されたチャットの1つでは、Claudeが性的に露骨なコンテンツを生成しており、これはAnthropicの成人向けコンテンツに関するポリシーに反している。
目次
- “一部チャットが丸見え問題”の原因は? Anthropicが弁明
- Claudeのチャットを共有する仕組み
- 過去には「ChatGPT」が約10万件の会話を“お漏らし”
“一部チャットが丸見え問題”の原因は? Anthropicが弁明
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Anthropicの広報担当者は、ビジネス誌「Fortune」に対して次のように述べている。
「当社は、Claudeとの会話を公開するかどうかをユーザー自身が管理できるようにしている。また、当社のプライバシー原則に従い、Googleなどの検索エンジンに対してチャットの一覧やサイトマップを提供していない。共有用リンクは推測したり発見したりできるものではなく、ユーザー自身が共有しない限り第三者が見つけることはできない。ユーザーが会話を共有した場合、その内容は公開アクセス可能となり、他の公開Webコンテンツと同様に、第三者のサービスによってアーカイブされる可能性がある」
同社はこの問題に対処したとみられ、Redditで共有された手法ではGoogle経由でこれらのリンクを検索できなくなっている。しかし、本稿執筆時点(7月28日午前)では、以前に公開されていたチャットへのリンクの多くは依然として有効であり、リンクを知っている人であればアクセス可能な状態だった。
Anthropicのダリオ・アモデイ共同創業者兼CEO(提供:Fortune)
Claudeのチャットを共有する仕組み
Claudeの会話は、初期設定では非公開であり、影響を受けたのはユーザーが他者と「共有」したチャットのみだとみられる。Claudeの共有ボタンは、多くの競合サービスと同様の仕組みを採用している。ユーザーが共有を選択すると、Claudeはその時点の会話のスナップショットを専用のWebアドレスに保存し、そのリンクを1人または少人数の相手に送ることを想定している。
これらのリンクから、ユーザーのアカウント全体や、そのユーザーが会話した全てのチャットにアクセスできるわけではない。
過去には「ChatGPT」が約10万件の会話を“お漏らし”
Claudeの会話がGoogle検索に表示されたのは今回が初めてではない。米国のビジネス誌「Forbes」によると、同様の問題は2025年にも発生している。さらにほぼ同じ問題によって、米OpenAIのチャットbot「ChatGPT」のチャット約10万件がGoogle検索で公開された。イーロン・マスク氏が率いる米xAIのチャットbot「Grok」でも、過去に同様の問題が発生している。
この問題は、AIチャットbotの共有機能が会話ごとに固有のURLを生成し、そのリンクが自動的に公開され、検索エンジンによるクロールを許可した状態になっていたことが原因だ。こうした状況は、多くの場合、ユーザーが認識していないまま発生していた。
ユーザーがチャットbotに機密情報を入力する機会が増える中、このような事例は大量の個人データや機密情報が流出するリスクを高める。共有されたチャットは、共有ドキュメントよりも機密性が高い場合が多い。人々はチャットbotを、仕事、健康、法律上の問題について率直に考えを整理する場として利用しており、その内容は必ずしも公開を望むものではないためである。
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