Google、カスタム設計のためマヴェルに依頼し約200万個の新型AIチップを計画
GoogleはMarvell Technologyと提携し、データセンター向けに約200万個の新規AI専用チップを設計・導入する計画を進めている。
キーポイント
Marvellとのカスタム設計提携
Googleはチップ設計企業のMarvell Technologyと協力し、データセンターのAIワークロードに最適化された2種類の専用チップを開発する協議を進めている。
大規模なチップ導入規模
記事タイトルより新規チップの導入数は約200万個に達する見込みであり、既存TPUインフラの大幅な拡張とデータセンター増強を示唆している。
ハードウェア自立戦略の加速
NVIDIA製GPUへの依存を減らし、コスト効率とスケーラビリティを高めるためのGoogle独自のシリコン戦略の一環として位置づけられる。
確度の高い業界内部情報
The Informationの報道をThe Decoderが転載しており、複数の関係者からの情報に基づいた確度の高い業界内部情報と見なせる。
影響分析・編集コメントを表示
影響分析
GoogleがMarvellと連携して約200万個の新規AI専用チップを導入する計画は、クラウド事業者間のハードウェア競争を激化させる。これによりAIインフラのコスト低下とスケーラビリティ向上が期待される一方、カスタムチップ供給網の安定性と設計サイクルの最適化が今後の課題となる。
編集コメント
GoogleのTPU刷新計画は、AIインフラの「自作化」トレンドを象徴する。Marvellとの提携が設計効率と量産体制をどう支えるか、次期TPUのアーキテクチャ公開に注目だ。
2026年4月20日
複数の情報筋によると、The Informationの報道により、Googleはデータセンター向けに2つの新しい専用チップを開発するため、チップ設計メーカーのMarvell Technologyと協議を行っている。1つはメモリ処理ユニット(Memory Processing Unit)で、Googleの自社製TPUs(Tensor Processing Units)と並行して動作し、計算量とメモリ使用量の要件に応じてAIタスクを分担するよう設計されている。もう1つは、完成したAIモデルを実行する推論(Inference)専用に構築された新しいTPUである。
Googleは約200万個のメモリ処理ユニットを生産する計画であり、設計は来年までに完成する見込みだ。MarvellはGoogleにとって自然なパートナーである。同社はすでにスタートアップのGroq向けに最初の推論チップを設計している。Nvidiaは2025年12月、GroqのLPU技術(Language Processing Unit)を200億ドルでライセンス契約し、GTC 2026においてGroq 3 LPUおよびGroq 3 LPXラックシステムを発表する際にこれを使用した。Groq創設者のJonathan Rossは以前Googleで勤務しており、初期のTPUエンジニアの一人である。
この動きには、現在TPUの生産ごとに高額な単体費用を請求している現在のチップ設計パートナーBroadcomへの依存度を低下させる狙いもある。ただし、Broadcomは今も重要なパートナーであり、4月初旬にGoogleと2031年までの新たな契約を締結している。
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原文を表示
Apr 20, 2026
Google is in talks with chip designer Marvell Technology to develop two new specialized chips for its data centers, according to The Information, citing two sources. One of the chips is a memory processing unit designed to run alongside Google's in-house TPUs (Tensor Processing Units) and split AI tasks based on compute and memory demands. The other is a new TPU built specifically for inference - running finished AI models.
Google plans to produce nearly two million memory processing units, with the design expected to be finalized by next year. Marvell is a natural partner for Google: the company already designed the first inference chip for the startup Groq. Nvidia licensed Groq's LPU technology (Language Processing Unit) in December 2025 for $20 billion and used it to unveil the Groq 3 LPU and the Groq 3 LPX rack system at GTC 2026. Groq founder Jonathan Ross previously worked at Google and is one of the original TPU engineers.
The move is also about reducing Google's dependence on its current chip design partner Broadcom, which charges high per-unit fees for each TPU produced. Broadcom remains an important partner for now, though, having signed a new contract with Google through 2031 in early April.
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