Google Developer Group Tokyo オーガナイザーのNaoya Yoshimuraさんをご紹介
元大阪大学 GDGoC リードの吉村直哉氏が、学生コミュニティから社会人オーガナイザーへのキャリアパスと、IT を活用した課題解決の重要性について語っている。
キーポイント
学生時代からの IT 活用とコミュニティ設立
陸上部での活動やレガシーなウェブサイトのリニューアル経験から「IT で身の回りを良くしたい」と考え、大阪大学 GDGoC を設立し、GAS を活用した業務効率化などを実践した。
Community Summit によるキャリアの転換
年末の Community Summit で社会人オーガナイザーや GDE と交流したことが契機となり、GDGoC の経験を活かして GDG Tokyo の運営にも携わるようになった。
コミュニティの持続可能性と波及効果
設立から 4 年が経過し、他大学への立ち上げ支援やインターンシップ機会の創出など、GDGoC Japan 全体の発展に寄与していることが確認された。
影響分析・編集コメントを表示
影響分析
この記事は、技術系学生コミュニティが単なる学習の場を超え、社会人としてのスキルセット形成やネットワーク構築にどう寄与するかを示す具体的なケーススタディです。特に、GDGoC の活動成果が GDG Tokyo などのより大きな組織へシームレスに移行し、業界全体のエコシステムを強化するプロセスを可視化しており、学生コミュニティ運営者にとって重要な示唆を与えます。
編集コメント
技術スキルそのものよりも、コミュニティ運営やドキュメント継承といった「ソフト面」の重要性が強調されており、テックリーダー育成の文脈で非常に参考になる記事です。
前回の記事では、GDGoC TMU 2期卒業生のAoi Ohtaさんをご紹介しました。今日は、GDGoC(旧GDSC)Osaka University卒業生であり、現役GDG TokyoオーガナイザーのNaoya Yoshimuraさんにインタビューしました。
まずは自己紹介をお願いします
こんにちは、Naoya Yoshimura(X: @Getty708)です。2021年9月から1年間、Google Developer Groups on Campus(旧GDSC)Osaka Universityの初代Lead(代表)として、コミュニティの立ち上げと運営に携わりました。大学卒業後はソフトウェアエンジニアとして勤務しつつ、2024年12月からはGDG Tokyoのオーガナイザーとしてもコミュニティ活動を続けています。
GDGoC Osakaを立ち上げたのは、大阪大学の博士後期課程2年で情報学を専攻していた時です。
私の活動の原点は、学部時代に遡ります。陸上部に所属し、練習に励む傍ら、部活動のレガシーなウェブサイト(ピュアなHTMLとCSS)をリニューアルしたり、ITツールを導入して事務作業を効率化したりといった経験をしました。これらの成功体験から、「せっかくITを学んでいるのだから、ITを使って身の回りをちょっと良くしよう!」という思いが芽生えました。
当時、後輩たちが抱える悩みや課題を聞く中で、「少しプログラミングができれば、もっと楽になるのに」と感じる場面が多々ありました。そこで、私自身が感じた「テクノロジーで課題を解決する面白さ」を他の学生にも体験してもらい、共に成長したいという思いから、「身近な課題をテクノロジーで解決する」をコンセプトにGDGoC Osakaを設立しました。
GDGoC Osakaでは、例えばGoogle Apps Script(GAS)を活用した学内業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進プロジェクトや、マーケティング戦略とソフトウェア開発を組み合わせた効果的な新入生勧誘ウェブサイト(通称:新歓サイト)の制作など、実践的な活動に取り組みました。これらの活動の詳細は、noteにまとめていますので、ご興味があればぜひご覧ください。
Community Summitをきっかけに動き出したもの
Google Developer Programsのコミュニティオーガナイザーが一堂に会する年末のCommunity Summitでは、社会人コミュニティであるGDG(Google Developer Group)のオーガナイザーの方々や、Google公認エキスパートであるGDE(Google Developer Expert)と直接交流する機会に恵まれ、多くの学びを得ました。特に、GDGoCでの経験を活かし、その後のステップとしてGDG Tokyoの運営をサポートしたり、GDGoCの枠を超えた中長期的なコミュニティ活動へと繋げることができたのは、大きな喜びでした。
GDGoC Osaka Universityを設立して4年経った今、想うことや特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。GDSCでの学びを社会人として活用できたモーメントはありますか?
活動が4年間続いていて、さらに発展していること自体が本当にすごいなと感じています。今ではConventionや合同新歓など、GDGoC Japan全体のイベントが年々パワーアップし、GDGoC経由でインターンシップの機会を得た学生など、多くの人を惹きつける魅力的なコミュニティへと成長してきたことを実感しています。
特に印象に残っているエピソードは、私たち(GDGoC大阪大学)の活動を見て、「自分たちもGDGoCを立ち上げたい」と他の大学の方から声をかけていただいた時です。また、地道なことではありますが、初期に作成したドキュメントのフォーマットが、年月を経た今もなお活用されているのを目にすると、細やかながらも活動の基盤作りに貢献できたことを実感し、喜びを感じます。
GDGoCでの多様な経験、例えばゼロからイベントを企画・運営したことや、様々なバックグラウンドを持つメンバーと協働した経験は、社会人となった今、大いに活かされています。特に、チームで共通の目標に向かって主体的に行動し、予期せぬ課題にも柔軟に対応する力は、日々の業務でプロジェクトを推進する際や、新しい企画を立案する場面などで役立っていると感じる瞬間が多々あります。
I/O Extended Tokyoのサポートから、GDG Tokyoのオーガナイザーになるまでのご経験について教えてください。
GDG Tokyoでは、幅広いトピックでイベントを開催していますが、運営についてはGDGoC時代のドキュメントなどを見返して、過去の自分たちから学びを得ています。また、イベントのトピックの勉強や情報収集にも、GDGoCの時に築いた人脈が起点になっていることも多いです。GDGoC時代の経験が、今になって生きてくるとは思いもしませんでした。GDGoC Osakaのメンバーとそれを支えてくださった皆様に感謝しています。
また、GDG Tokyoのイベントには、毎回非常に多くの方が参加してくださいます。イベントの主催者として、多くのトピックや最新情報に触れることで知識の幅が広がっていくことはとても楽しいです。運営は楽ではありませんが、参加者の方から感謝の言葉をいただくと、この活動の意義を感じます。一方で、GDGoCとはスケール感や影響力の大きさが全く違い、責任の重さを感じています。イベントのコンテンツや参加者の皆さんとのコミュニケーションなど、イベント体験をより良くする方法や、コミュニティメンバーの皆さんにGDG Tokyoをもっと好きになってもらう方法を日々考えています。
最後に、現役のGDGoCオーガナイザー・学生エンジニアへ一言お願いします!
原文を表示
<p style="text-align: left;"><span id="docs-internal-guid-862c29d3-7fff-f6d5-9795-f852ae787f0e">前回の記事では、GDGoC TMU 2 期卒業生の <a href="https://developers-jp.googleblog.com/2025/04/gdgoc-aoi.html">Aoi Ohta さん</a>をご紹介しました。今日は、GDGoC (旧GDSC)Osaka University 卒業生 &現役 GDG Tokyo オーガナイザーの Naoya Yoshimura さんにインタビューを行いました。</span></p><h3 style="text-align: left;">まずは自己紹介をお願いします</h3><p style="text-align: left;">こんにちは、Naoya Yoshimura (X: <a href="https://x.com/Getty708">@Getty708</a>) です。2021 年 9 月から 1 年間、Google Developer Groups on Campus(旧GDSC)Osaka University の初代 Lead(代表)として、コミュニティの立ち上げと運営に携わりました。大学卒業後はソフトウェアエンジニアとして勤務しつつ、2024 年 12 月からは GDG Tokyo のオーガナイザーとしてもコミュニティ活動を続けています。</p><p style="text-align: left;">GDGoC Osaka を立ち上げたのは、大阪大学の博士後期課程 2 年で情報学を専攻していた時です。</p><p style="text-align: left;">私の活動の原点は、学部時代に遡ります。陸上部に所属し、練習に励む傍ら、部活動のレガシーなウェブサイト(ピュアな HTML と CSS)をリニューアルしたり、IT ツールを導入して事務作業を効率化したりといった経験をしました。これらの成功体験から、「せっかく IT を学んでいるのだから、IT を使って身の回りをちょっと良くしよう!」という思いが芽生えました。</p><p style="text-align: left;">当時、後輩たちが抱える悩みや課題を聞く中で、「少しプログラミングができれば、もっと楽になるのに」と感じる場面が多々ありました。そこで、私自身が感じた「テクノロジーで課題を解決する面白さ」を他の学生にも体験してもらい、共に成長したいという思いから、「身近な課題をテクノロジーで解決する」をコンセプトに GDGoC Osaka を設立しました。</p><p style="text-align: left;">GDGoC Osaka では、例えば Google Apps Script(GAS)を活用した学内業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進プロジェクトや、マーケティング戦略とソフトウェア開発を組み合わせた効果的な新入生勧誘ウェブサイト(通称:新歓サイト)の制作など、実践的な活動に取り組みました。これらの活動の詳細は、<a href="https://note.com/gdsc_osaka">note</a> にまとめていますので、ご興味をお持ちいただけましたら是非ご覧ください。<br /></p><p style="text-align: left;"><br /></p><h3 style="text-align: left;">Community Summit をきっかけに動き出したもの</h3><p style="text-align: left;">Google Developer Programs のコミュニティオーガナイザーが一堂に会する年末の Community Summit では、社会人コミュニティである GDG (Google Developer Group) のオーガナイザーの方々や、Google 公認エキスパートである GDE (Google Developer Expert) と直接交流する機会に恵まれ、多くの学びを得られました。特に、GDGoC での経験を活かし、その後のステップとして GDG Tokyo の運営をサポートしたり、GDGoC の枠を超えた中長期的なコミュニティ活動へと繋げることができたのは、大きな喜びでした。<br /></p><p style="text-align: left;"><br /></p><h3 style="text-align: left;">GDGoC Osaka University を設立して4年経った今、想うことや特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。GDSCでの学びを社会人として活用できたモーメントはありますか?</h3><p style="text-align: left;">活動が4年間続いていて、さらに発展していること自体が本当にすごいなと。今では Convention や合同新歓など、GDGoC Japan 全体のイベントが年々パワーアップされ、GDGoC 経由でインターンシップの機会に出会えた学生など、多くの人々を惹きつける魅力的なコミュニティへと成長してきたことを実感しています。</p><p style="text-align: left;">特に印象に残っているエピソードは、私たち(GDGoC 大阪大学)の活動を見て、「自分たちも GDGoC を立ち上げたい」と他の大学の方が声をかけてくださった時です。また、地道なことではありますが、初期に作成したドキュメントのフォーマットが、年月を経た今もなお活用されているのを目にすると、細やかながらも活動の基盤作りに貢献できたことを実感し、喜びを感じます。</p><p style="text-align: left;">GDGoC での多様な経験、例えばゼロからイベントを企画・運営したことや、様々なバックグラウンドを持つメンバーと協働した経験は、社会人となった今、大いに活かされています。特に、チームで共通の目標に向かって主体的に行動し、予期せぬ課題にも柔軟に対応する力は、日々の業務でプロジェクトを推進する際や、新しい企画を立案する場面などで役立っていると感じる瞬間が多々あります。<br /></p><p style="text-align: left;"><br /></p><h3 style="text-align: left;">I/O Extended Tokyo のサポートから、GDG Tokyo のオーガナイザーになるまでのご経験について教えてください。</h3><p style="text-align: left;">GDG Tokyo では、幅広いトピックでイベントを開催していますが、運営については GDGoC 時代のドキュメントなどを見返して、過去の自分たちから学びを得ています。また、イベントのトピックの勉強や情報収集にも、GDGoC の時に知った人脈が起点になっていることも多いです。GDGoC 時代の経験が、今になって生きてくるとは思いもしませんでした。 GDGoC Osaka のメンバーとそれを支えてくださった皆様に感謝いたします。</p><p style="text-align: left;">また、GDG Tokyo のイベントには、毎回非常に多くの方が参加してくださいます。イベントの主催者として、多くのトピックや最新情報に触れることで知識の幅が広がっていくことはとても楽しいです。また、運営は楽ではありませんが、参加者の方に感謝の言葉をいただくと、この活動の意義を感じます。一方で、GDGoC とはスケール感や影響力の大きさが全く違い、責任の重さを感じています。イベントのコンテンツや参加者の皆さんとのコミュニケーションなど、イベントでの体験をより良くする方法や、コミュニティメンバーの皆さんに GDG Tokyo をもっと好きになってもらう方法を日々考えています。<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhiCDfGIGHDUAwzCijA-cfX7UxAiJfX8WJU7NDFZn66MQAS3cb45QQ0_STy40GPoCHLfc7rKJDLpAkEDtyZ3afO_ZiFRmsgsPfisuO0F2F-HFVrzXC5H2T0CwkeKOF2d1Q3D5FsCulEAkYLXyeIm7bvIrfiSbbSFXIGVk6CW88oSf_qdDiAm1peMGgvylM/s2548/_A7R2775.JPG" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em; text-align: center;"><img border="0" data-original-height="1698" data-original-width="2548" height="426" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhiCDfGIGHDUAwzCijA-cfX7UxAiJfX8WJU7NDFZn66MQAS3cb45QQ0_STy40GPoCHLfc7rKJDLpAkEDtyZ3afO_ZiFRmsgsPfisuO0F2F-HFVrzXC5H2T0CwkeKOF2d1Q3D5FsCulEAkYLXyeIm7bvIrfiSbbSFXIGVk6CW88oSf_qdDiAm1peMGgvylM/w640-h426/_A7R2775.JPG" width="640" /></a></p><h3 style="text-align: left;">最後に、現役の GDGoC オーガナイザー・学生エンジニアへ一言お願いします!</h3><p style="text-align: left;"></p><p style="text-align: left;"></p><ul style="tex
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