快手、AI 開発プロセスの革新と組織変革を報告
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快手は AI 開発ツール導入後の組織拡大で生じた能力格差と複雑な協業の非効率を特定し、個人提効から組織提効への転換における具体的な課題と解決策を明らかにした。
AI深層分析を開く2026年8月6日 21:47
AI深層分析
キーポイント
AI 開発能力の二極化現象
2025 年 12 月のデータによると、30% の開発者が AI コード生成率 40% を超える一方、32% は 10% に満たず、組織全体での均一な提効が阻害されている。
協業規模と提効効果の逆相関
分析結果は、参加する開発者数が増えるほど AI による提効効果が低下することを示しており、大規模チームでの AI 活用が複雑な課題を生んでいる。
組織提効への移行の難しさ
L2 以上の高品質な AI 利用を全社に普及させる際、個人レベルの成功事例を組織全体へスケールする過程で予期せぬ困難が発生している。
AI導入後の3つの摩擦
AIによる開発・テストの効率化は、人間同士の協業コスト、従来のプロセスとの不整合、そしてAIへの依存と検証にかかる時間増大という新たなボトルネックを露呈させた。
組織構造が提効効果を決定する
業務・製品・開発が一体化した閉じた組織ではAIによる変革が可能だが、機能別に分断された縦割り組織では期待通りの効率化は困難である。
重要な引用
用 AI 开发工具 ≠ 个人提效 ≠ 组织提効
L2+ 需求占比,并不像预期的那样和人均需求交付数成正比
参与 1 个需求的开发人员越多,提效幅度越小
参与需求开发人员越多,提效幅度越小
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このレポートは、AI ツールの導入が即座に組織全体の生産性を高めるわけではないという現実を浮き彫りにしており、多くの企業が直面する「スケーラビリティの壁」への貴重な示唆となっている。特に能力格差と協業コストの問題をデータで可視化した点は、実務家にとって極めて参考になる分析である。
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快手技術 2026-08-06 18:21 北京
6 ヶ月、役割の再定義、協働の加速——快手 AI 生産力体系が完成する背景。
本稿は、快手が 2026 年上半期に「開発効率」から「AI 生産力体系」へと移行する過程を総括したものです。マクロな体系構築や方法論、思考プロセスから、ミクロな実践事例まで幅広く取り上げています。
2026 年 8 月、私たちはこの内容を正式に業界へ公開します。快手の実践がより多くの関係者に知れ渡り、交流と業界発展の一助となれば幸いです。また、2026 年後半には「AI 生産力」体系の導入をさらに深化させ、快手全体でより大きな生産性の変革をもたらすことを目指しています。
01. 振り返り:3 年間で 3 つのステップ、個人から組織へ AI で効率化への道筋を見出す
2026 年 2 月、『快手:万人規模組織における AI 開発パターンの飛躍』を発表しました。ここでは 2023 年から 2025 年までの歩みを振り返り、業界で初めて「AI による効率化の罠」を指摘しています。
それは、「AI 開発ツールの利用=個人の生産性向上≠組織全体の生産性向上」という関係性です。
まず、快手の実践プロセスを簡単に振り返っておきましょう。
2025 年末までに、私たちは以下のような成果を収めました。
ベンチマークチームでの探索と実践を通じて、AI 開発パターンのアップグレードへの道筋を見出し、個人レベルから組織レベルへの効率化の壁を乗り越えることができました。これに基づき、「AI 開発パターンの実践フレームワーク」を発表しました(図参照)。さらに、2026 年には L2 レベルの要件が全体の 80% を占めることを目標に掲げ、一人あたりの要件交付数を大幅に引き上げることを目指しています。
また、この道のりで得た実践経験を共有し、より多くの企業の参考になればと考えています。
- 採用率 7.9% から 54% へ:快手のスマートコードレビューの 3 つの段階での進化
- 生成率 8% から 60% へ:快手のスマートテストケース生成システムの 4 つの段階での進化
- 採用率 3% から 80% へ:スマートユニットテスト生成の進化の道
- 検知率 15% から 55% へ:快手のスマートオンコールシステムの進化と導入実践
- AI コーディング製品の進化:補完から人間と機械の対等な協働へ
- スマート UI テストケース生成と実行の 4 つの段階での実践
当時の認識では、これは非常に素晴らしい成果でした。なぜなら、業界の多くの企業がまだ「AI によるコード生成率」に注目していたからです。2026 年 6 月になっても、大手企業の多くがようやく「個人の生産性向上 ≠ 組織全体の生産性向上」という認識に転じ始めたばかりでした。一方、私たちはすでに「チーム全体をいかに AI で効率化するか」というレベルで、検証済みの実践と進展を有していました。
このペースなら、2026 年は全面展開の年となるはずでした。しかし、第 1 四半期に入り、徐々に深く掘り下げていく中で、規模を拡大して複製することが予想以上に難しいことがわかりました。そこで私たちは本格的に原因を探りました。いったいどこに問題があるのか?
- 問題:ベンチマークチームから全チームへ、難易度が上がる
AI による開発効率化の基盤(実践、測定、プラットフォーム)は整い、ベンチマークチームも成功を収めました。これまでの開発効率改善の普及パターンであれば、次の段階での難易度は低くなるはずです。しかし実際には、L2 レベル以上の需要が一つずつ増えるごとに、以前よりも遥かに多くの労力が必要であることがわかりました。さらにマクロな視点で見ると、L2+ の需要割合は、期待された通り 1 人あたりの需要交付数と比例していませんでした。
問題はどこにあるのでしょうか?マイクロレベルでの調査とマクロレベルでのデータ分析を通じて、この段階における真の課題である 3 つのボトルネックを特定しました。
① 人材:開発者の AI 活用能力が二極化している
2025 年 10 月以降、私たちは全社員を対象に、多くの実践演習、必修講座、AI 関連イベントを実施してきました。マクロな視点では生産性指標は大幅に向上しましたが、詳細を分析すると、明確な二極化が見られました。下の図のように、2025 年 12 月の AI コード生成率を観察した結果、30% の人員が AI コード生成率 40% を達成している一方で、依然として 32% の人員が 10% 未満にとどまっていました。
注:快手社内では「AI コード貢献率」と呼ばれています。分母はすべてのリリースされたコード行数、分子はそのうち AI によって生成されたコード行数です。
② プロセスと役割分担:需要に関与する開発者数が増えるほど、効率化の幅は小さくなる
効率化が顕著なケースとそうでないケースを詳細に分析した結果、需要に関与する人数が効率化の幅を決定することがわかりました。つまり、1 つの需要に関与する開発者の人数が多いほど、効率化の効果は小さくなります。調査結論の詳細は以下の図をご覧ください。
さらに深く掘り下げてみると、AI が開発やテストの速度を確かに向上させた一方で、新たな 3 つのボトルネックが浮き彫りになりました。これらを「AI を活用した要件交付における 3 つの摩擦」とまとめました。
人と人との間の摩擦
AI による効率化はまず局所的に起こります。開発者やテスターの作業時間は確かに短縮されましたが、実際に開発に費やす時間は 1 日のうち約 30% に過ぎず、それ以下の場合さえあります。残りの大半の時間は、要件のすり合わせ、協働コミュニケーション、タスク引き継ぎなどに割かれています。こうした協業コストは、開発効率の向上によって得られる利益をすぐに相殺してしまうのです。
人と開発プロセスとの間の摩擦
多くのチームでは依然として従来の開発フローと役割分担に基づいて要件対応を行っています。要件見積もりも従来通りの慣習に頼ったままです。異なる役割間での切り替えや待ち時間が存在し続けています。例えば、AI を活用して素早く開発を完了したフロントエンドエンジニアがいても、バックエンドの開発が終わっていなければ、そのエンジニアは他のタスクへ移り、バックエンドが完了するまで待機します。
人と AI との間の摩擦
AI を導入しても、すぐに人間が業務を AI に委ねられるわけではありません。AI が真に力を発揮するためには、人間側も多大な時間と労力を投入する必要があります。調査では、AI 活用能力が平均的な開発者が要件開発プロセスにおける効率の「ブラックホール」と化すことが判明しました。実際の現場では、以下の 4 つの典型的なケースが見られます。
- 人工による補完: AI と開発システムが完全に連携していない場合、開発者は両者の架け橋となり、情報を絶えず転送する必要があります。
- 文脈のすり合わせ: AI は業務背景を理解しておらず、要件の文脈を本能的に把握することもできません。そのため、開発者は文脈を整備・補足・伝達し、システム間の「運搬役」として機能させなければなりません。
- 検証と修正: AI は数分でコードを生成できますが、そのコードが正しく業務要件を満たしているかを検証するには、数時間乃至それ以上の時間を要することがあります。AI による生成と人間による検証の間には、明らかな速度の非対称性が存在します。
- 能力境界の判断: 開発者が AI の能力範囲について確固たる認識を持っていない場合、AI を過小評価すれば本来得られるはずの効率化を見逃し、過大評価すれば手戻りや繰り返しの修正を招くことになります。
以上のように、これら 3 つの摩擦が重なることで、「要件開発に関わる人数が増えるほど、効率化の効果が小さくなる」という普遍的な現象が生じています。
③ 事業特性と組織構造:AI 活用におけるベストプラクティスは存在するが、規模拡大は困難
AI による開発パラダイム転換において高い成果(交付効率や要件処理量の大幅向上)を収めているのは、主に「事業・製品・研究開発の閉じたループ型」チームです。つまり、事業担当、プロダクトマネージャー、開発者(フロントエンド、バックエンド)、テスターなどの役割がすべて 1 つの組織内に統合されているケースです。AI パラダイムの導入後、彼らは単に開発手法やツールが更新されるだけでなく、組織構造、プロセス、役割分担そのものも変化しています。さらに、一部のチームでは「事業」そのものの性質も変化しています。例えば、従来の SaaS プラットフォーム提供から、Agent を活用した AI サービス提供へとシフトするケースです。(この信号は特筆に値します。開発方法が変わるだけでなく、顧客に届けるもの自体も変わっているのです。この変化は後の章で再度登場し、L3 の理解の鍵となります)
一方、事業、製品、研究開発がそれぞれ独立したチームとして存在する「サイロ型」の組織構造では、期待通りの効率化効果を達成するのは非常に困難です。
帰結: 照明が届く場所では成果を上げていますが、私たちを阻んでいるのは、光が届かない組織と人なのです。
上記の図と、前述した 3 つの主要な課題を踏まえて AI 開発パラダイムの進化案を見直すと、我々が以前設計したフレームワークには一つの誤解が含まれていたことがわかります。それは、「開発プロセスや役割分担は不変である」という前提に立っていたことです。その前提のもとで、AI を活用した効率化の実践、プラットフォームの構築、そして効果測定の枠組みを提供していました。
しかし現在、新たなボトルネックが、我々が以前カバーしきれなかった領域——すなわち開発組織を構成する「人」、プロセスと役割分担、そして組織構造そのもの——に現れています。
問題は、我々のフレームワークの盲点に潜んでいました。
ソフトウェア業界には一つの法則があります。すなわち、「業務の特徴がソフトウェアアーキテクチャと組織形態を決定し、それがさらに開発パラダイムを規定する。そしてその開発パラダイムが、開発プロセスや手法、エンジニアリングツールのあり方に影響を与える」というものです。
我々はこれまで AI 開発パラダイムの進化について研究を重ねてきましたが、この法則の「右側」——つまりツールやプロセスの最適化——で解決策を探していました。しかし、解決策を見つけた後で気づいたのは、より決定的なボトルネックが「左側」、すなわち組織そのものの構造にあるということです。
明らかに、今回の AI の台頭は、ビジネスと開発組織に与える影響の度合いにおいて過去とは全く異なります。我々は長い間、この課題について検討を続けてきましたが、確かな手掛かりは見つかりませんでした。しかし、60 年前の歴史を振り返った瞬間、道筋が見えてきました。
03. 鏡:銀行業は 60 年前にすでにその道を歩んでいる
私はあえて銀行業を「鏡」として選びました。なぜなら、我々が今日直面している課題と全く同じものが、60 年前の銀行業界でも既に完走済みだからです。
L0 → L1(1960 年代):コンピュータ——機械による手作業の代替と内部効率化、しかし組織は不変
1960 年代半ば、米国の大手商業銀行数社がほぼ同時に決断を下しました。それは、IBM の大型メインフレームシステムに巨額の投資を行い、導入することです。
これにより、窓口担当者の目の前にあったのはもはや手書きの帳簿ではありませんでした。預金残高の確認は、分厚い冊子を開いて探す作業から、キーボードを数回叩くだけの行為へと変わりました。計算速度は 10 倍以上に向上したのです。
しかし、もしその当時、銀行支店の裏側にある事務室を訪ねたとしたら、そこには何も変化がないことに気づいたでしょう。支店長のオフィスも同様です。融資の承認プロセスは、依然として昔ながらのチェーン状のフローをたどっていました。申請書類は窓口担当から課長へ、次に副支店長へ、そして最終的に支店長が署名して完了します。一つの意思決定が下されるまで、最短でも 3 日、最長では 1 週間を要しました。
コンピュータの導入により「記帳」のスピードは劇的に向上しましたが、「業務承認」にかかる時間は、10 年前と全く同じでした。
すべての銀行が一斉にコンピュータを導入した結果、スタートラインが全体的に前倒しになっただけで、各社間の競争優位性の差は変わりませんでした。あの当時の機械は、本質的には「より高速なそろばん」に過ぎなかったのです。
L0 から L1 への移行は、生産性が向上しても組織が変わらなければ意味がありません。これは単に既存の業務を加速させるだけのことです。
L1 から L2(1970 年代):ATM の登場——預金・出金の全工程が自動化され、機械が直接ユーザーと対峙するようになりました。しかし、この技術革新には組織の変革が伴わなければなりません。
それから十年後、ATM が現れました。ATM は人間に「より速く」させるための道具ではありません。それまで人間しかできなかった預金や出金を機械が担うようになったのです。つまり、同じ銀行でも、より少ない人員で同等のサービスを提供できるようになりました。窓口担当者は 10 人から 6 人に減らしつつ、提供できるサービスの量はむしろ増加したのです。
しかし、この技術の本質的な影響は単なる人員削減ではありません。重要なのは「組織が変化しなければならない」という点です。
- 支店の役割が変わりました:もはや「人が来る場所」ではなく、「ATM と窓口担当者が組み合わさったサービス拠点」へと変貌しました。
- サービス形態が変わりました:24 時間対応が可能になり、支店のシフト体制を見直す必要が生じました。
- 顧客との関係性が変わりました:顧客は必ずしも来店する必要がなくなり、アクセス手段が一つだけではありませんでした。
- チーム規模が変わりました:より少ない人数でより多くの業務をこなすため、役割分担のあり方自体を調整しなければなりませんでした。
しかし、すべての銀行がこの機会を捉えたわけではありません。その中で、組織の適応を徹底したのがシティグループ(Citibank)です。彼らは単に ATM を導入して人員を削減しただけではありません。ATM を顧客接点として再定義し、支店の運営方法自体を根本から設計し直しました。24 時間稼働する ATM ネットワークを全市に展開し、支店の役割を「唯一の入口」から「サービス選択肢の一つ」へと転換させ、業務フローも再構築したのです。
1977 年のニューヨーク大雪の際、多くの銀行支店が閉鎖を余儀なくされた中、シティグループの ATM は通常通り稼働し続けました。その結果、大量の預金者が当週中に預金を行うことになりました。1977 年から 1981 年にかけて、シティグループのニューヨークにおける個人預金市場シェアは 4% から 13% に拡大し、約 3 倍の伸びを記録しました。
一方、人員削減のみを行って組織変革を怠った地域貯蓄銀行では、市場シェアがじわじわと削られ続けました。その結果、多くの行が 1980 年代に合併や倒産へと追い込まれました。
L1 から L2 への移行における核心は、AI や機械がより多くの業務を担い、より少ない人数でより多くの成果を出すようになる点です。しかし、組織が変化しなければ L1 のまま止まってしまいます。適応の度合いが、最終的な効率化の規模を決定します。
なお、この段階において銀行が提供する業務の本質は変わっていません。依然として預金・出金・融資が中心ですが、サービスチャネルが増え、組織効率が向上したという点に留意してください。
L2 → L3(1990 年代〜2010 年代):ネットバンキングとモバイル決済——システムが自律的に処理し、事業形態と組織が同時に根本から再構築される
1990 年代にネットバンキングが登場した際、真に変化を遂げた銀行は「ATM をより良くする」ことではなく、「銀行と顧客の関係性そのもの」を再定義しました。
例えば、出張先で少額の融資を申請したい顧客が、ノートパソコンから申請書を提出します。すると約 30 秒後にはシステムから審査結果が返ってきます。かつては店舗に足を運び書類を提出し、2〜4 週間待たねばなりませんでした。
なぜ 30 秒で結果が出るのか。それは、従来人間しか行えなかった「審査」という業務を、システムが自律的に遂行するようになったからです。
• 審査ルールはコード化され、リスク管理のノウハウはモデルとなりました。かつて「情報の中継点」だった審査担当者は、「書類をチェックする人」から「ルールを設計する人」へと役割を変えました。
• 支店長という存在も、地域ごとの意思決定中枢から「地域のサービスマネージャー」へと変容しました。これは能力不足によるものではなく、情報が彼らを介して中継される必要がなくなったからです。システムが以前支店長が行っていた業務を担うようになったのです。
顧客、窓口担当者、審査員、リスク管理部門、運営チームなど、すべての関係者が同じデジタル・チェーン上で動作するようになりました。中間層が排除され、初めてスピードが実現したのです。
しかし、ネットバンキングがどれだけ優秀であっても、銀行は依然として「人が行く場所」という認識でした。2010 年代に入り、スマートフォンが登場して銀行の姿は劇的に変貌しました。決済は買い物の中に組み込まれ、資産運用はスマホを操作する行為に溶け込み、融資は消費の瞬間に埋め込まれました。銀行はもはや「人が行く場所」ではなく、「至る所に存在する能力」となったのです。
組織構造も同様に変化しました。地域ごとの分工から、シナリオやユーザー・ジャーニー(顧客体験)に基づいた設計へと移行したのです。「コンピュータで業務効率を上げている」という言葉はもう使われなくなりました。なぜなら、コンピュータはすでに水や電気のようなインフラストラクチャーであり、単なる効率化ツールではなくなったからです。
ネットバンキングとモバイル決済には一貫性があります。核心となるロジックは同じです。「システム(AI)が自律的に業務を遂行する」ことで、事業形態そのものが変化し、役割が再定義され、組織の再構築が必要となるのです。
L2 から L3 への移行には、本質的な違いがあります。L2 では組織形態は変わりますが、事業の本質は変わりません。一方、L3 では事業形態と組織形態の両方が同時に変化し、互いに牽引し合いながら螺旋状に上昇していきます。事業形態が変わったからこそ組織の再構築が必要となり、逆に組織が再構築されたからこそ、新しい事業形態が実現するのです。
銀行に限らず、私たちにも同じ法則が当てはまります。L1 でツールが変化し、L2 で組織が変化し、L3 では事業と組織が同時に変化するのです。
まず銀行業界を見てみましょう。
同じ論理を AI 開発のあり方の変化に当てはめてみると、以下のようになります。
この 2 つの表を並べて見ると、明確な法則が見えてきます。
L0 から L1 へ:技術は進化しますが、組織や役割、ビジネスモデルには変化がありません。より優れたツールを使っても、組織が速くなるわけではありません。
L1 から L2 へ:ワークフローと人の役割、そして組織の形態に一部の変化が生じます。しかし、ビジネスそのものの形は変わりません。銀行では依然として預金・出金・融資が行われ、私たちが提供しているのはソフトウェアの機能です。L2 の鍵となるのは「組織が技術変化に合わせて変容すること」であり、その変化の度合いが効率向上の幅を決定します。
L2 から L3 へ:これは次元の異なる話です。組織形態の変化だけでなく、ビジネスモデル自体も変わります。銀行は「行く場所」から「至る所に存在する能力」へと変貌します。この変化が起きると、プロセスや組織、役割といった他のすべての要素が、強制的に再構築を迫られます。
L3 は L2 の延長ではありません。根本的な問いが変わったのです。
これらの歴史を振り返れば、私たちが直面している課題も自ずと見えてきます。
L2 段階では、組織はどのように変えるべきか?
L3 段階では、ビジネスと組織の両方が変化する中で、どのような図景が描かれるのか?
これこそが、2026 年に私たちが答えを見つけなければならない真の課題です。
体系の進化:「開発効率」の先にあるのは「AI 生産性」の始まり
問いが変われば、道も新たに開く必要があります。「いかに開発組織を加速させるか」ではなく、「いかに AI でビジネスと組織を再構築するか」という視点に立つのです。
そこで、新しい問いに基づき、再び道筋を推論しました。
再推論:旧来のアプローチは開発部門からは進まなかった。新アプローチは全社員から始まる
開発部門の視点では、道筋はこうなります。「AI × ツール」→「AI × 開発者」→「開発組織の変革」。しかしこのルートには限界があり、開発部門だけで全体の流れを動かすことはできません。
一方、組織全体の視点では、道筋は以下のようになります。「AI × ツール」→「AI × 全社員」→「AI × チーム」→「AI × 組織」。
ここで重要なのは、第 2 ステップです。そこでは「AI × 開発者」ではなく、「AI × 全社員」という転換が起きます。全員を AI 化して初めて、この連鎖は真に再構築されます——これが L2 です。そして、ビジネスそのものの AI 化が可能になるのは、L3 の段階からです。
この一歩の変化こそが、根本的な問いそのものを変えたのです。
「いかに開発を速くするか」ではなく、組織の一人ひとりとチームに AI 能力を継続的に供給し、より大きな変革を促すことこそが問われています。
これは技術的な課題ではありません。供給の課題です。例えて言えば、従来の人力アウトソーシングは、人の能力を商品化して必要なチームへ按需(必要に応じて)供給し、コスト削減と柔軟性の向上を図るものです。AI も同じことをしています。ただし、供給するのは人力ではなく AI 能力です。AI 能力を商品化し、各役割やチーム、組織全体に按需で供給するのです。
したがって、私たちが取り組むべき課題は「開発効率」から「AI パフォーマンス(AI Productivity)」へとシフトする必要があります。これは AI 能力を中核的な供給源とし、組織内のすべての人員とチームを対象に、個人の生産性向上、チームの協働効率、そして業務納品の品質を体系的に高めることを目指すものです。
単なる名称の変更ではありません。目標も、供給側も変わりました。これに伴い、アプローチや製品形態、さらには組織構造そのものの再構築が不可欠となります。
道は険しく長い:業界全体で誰も成功できない三つの壁
課題の定義が変わり、道筋が明確になったからといって、それが容易になるわけではありません。大手企業も多数存在し、高知能な組織も数多くあるのに、なぜ現時点で真に成功した事例が生まれていないのでしょうか?
それは「やりたくない」からではありません。各段階にはそれぞれ異なる壁(鴻溝)が存在しているからです。
三つの段階、三つの壁。それぞれに異なる乗り越え方があるにもかかわらず、なぜ突破できないのか?私たちが業界の交流を通じて把握した現状は以下の通りです。
L0 → L1:ツールの壁
大手企業内部では AI 製品が「百団大戦」状態にあります。各 AI 製品が社内競争を繰り広げ、機能や運用でユーザー数を争っているため、合力を生むことが困難です。これにより、以下の三つの問題が生じます。
- 問題 1:社内の AI インフラが分断されており、一見すると何でも揃っているように見えますが、実際には雑多で純粋さに欠け、博打に偏って専門性が不足しています。そのため、深みのある技術や製品課題に焦点を当てることが難しく、会社レベルのスキルや知識といった AI アセットを蓄積することができません。
- 問題 2:それぞれの異なる役割において「いかに AI を活用して効率化するか」を検討する原動力が欠如しており、ましてや社統一的な AI 活用ベストプラクティスの提供など到底不可能です。
- 問題 3:AI 製品のコスト(トークン量)はユーザー数に比例するため、内部利用が増えればコストも膨らみます。しかし、内部ユーザーに対する効率化の価値が明確でないため、そのコストを各事業ラインへ按分することが困難です。結果として、各 AI 製品が自走するコスト「負債」として残ってしまいます。
L1 → L2:組織の壁
仮に社内ツールが統一されたとしても、次に立ちはだかるのが組織的な課題です。ここには二つの問題があります。
- 問題 1:AI インフラチームと事業・プロダクト開発チームの関係性における最大の難所はトークンコストです。AI インフラチームはより多くの事業ラインや人員に利用を促し、コストを按分したいと考えています。一方、事業ラインの視点では「同じ予算なら業界最高のツールを使い、ユーザー満足度と効率を最大化すべきだ」という判断は極めて合理的です。しかし、このように行動すれば、会社全体の AI インフラとアセットの統一プロセスが阻害されてしまいます。
- 問題 2:事業・プロダクト開発チームの組織構造そのものの問題です。大手企業では一般的に垂直型のサイロ(煙突型)組織であり、製品、運営、フロントエンド、バックエンドごとに上位リーダーが担当しています。これらのチーム間の部門壁を打破し、協働して新たなモデルを探求し、再編成された協業プロセスを確立しようとすれば、利益配分の見直しを迫られるため、極めて強力な組織能力と管理の決断力が求められます。
L2 → L3:事業の壁
組織の壁を克服した後に初めて、「いかに事業を AI 化するか」が本格的に課題として浮上します。これは大手企業にとってさらに困難な登竜門です。
各壁には全く異なる解決策が必要です。まさにこのことが、なぜ「開発効率」という枠組みを超えて課題の定義そのものを変えなければならないのかを示しています。これらの問題はすべて、「開発効率」の範囲内では解決できない領域にあるからです。
したがって、これらの三つの溝を真に越えるには、単にツールを改良するだけでは不十分です。必要なのは、課題設定から体系全体に至るまでの全面的な再構築です。これが快手の「AI 生産力」体系が誕生した背景にあります。
解決策:快手「AI 生産力」体系による三つの溝への五段階アプローチ
快手はこの三つの溝をどのように越えるのでしょうか?新課題と新経路の下で具体化された、快手の「AI 生産力」体系の全体像を見てみましょう。
五段階の道筋:AI 能力がツールから組織へ浸透する全景図
道筋は目標であり、戦術は手段です。この五段階を真に推進するためには、並行して三つの主要な軸を進めていきます。
実行戦略:組織変革 × AI インフラ × 制度進化の三本柱
05、L2 から L3 への新領域探索:溝を越え、「開発効率の向上」から「組織の飛躍へ」(2026 年上期)
体系設計は整いました。次は、全社的な組織を巻き込んで前進する方法です。AI パラダイムシフトにおいては研究開発部門が最も先行しているため、今回は L3 レベルにおける研究開発部門の新たな実践に焦点を当ててご紹介します。
全社の主要技術責任者による集中議論と意思決定の結果、「主航道」と「快速路」の二重軌道戦略を採用しました。
• 主航道:各事業ラインは引き続き AI 開発パラダイムの大規模な移行を進め、L2+ の要件比率を 80% に達させることを目指します。これは下限を引き上げる取り組みです。
• 快速路:30 以上の「AI プレミアムチーム」を選抜し、社内異なる事業やタイプのチームを網羅します。規模は 10 人から 100 人のチームまで様々で、境界線を取り払って AI 組織進化の上限を探求します。これは二つの問いへの回答を探るためのものです:L2 の上限はどこにあるのか?そして L3 の姿とは何かです(これらのチームは L2 から L3 へ移行することも、あるいは L1 から直接 L3 へ飛躍することも可能です)。
「快速路」は 2026 年上期に必ず開拓しなければならない新道であり、その実践プロセスを重点的に共有します。
実践前:四つのチームタイプと四つのアプローチ
これらのチームにはそれぞれ特徴があり、一律の手法で探索を進めることはできません。単一のルートに固執すれば上限を見逃し、無秩序な探索では半年かけて方向を誤るリスクがあります。幸いにも評価の結果、各チームがどの道を選ぶかを決定づける二つの制約要因があることが分かりました:
まず重要なのは「チームのタイプ」です。この2つのタイプでは、実践において明確な違いが生じます。
次に重要なのが「納品タイプの違い」です。事業特性やシステムの複雑さが異なるため、AI 化が可能な要件の程度にも大きな差があります。この点でも大きく2つに分類されます。
そこで、「チームタイプ」を X 軸に、「納品タイプ」を Y 軸にとり、全研发团队を4つの象限に分類しました(下図参照)。各象限のチームは、この2つの要因によって制約されるため、目指すべき目標や実践方法は異なります。それぞれの象限で「上限」を探ることで、あまりにも過激すぎたり保守的になりすぎたりするのを防ぎます。
では、このフレームワークにおける実践①〜⑥とは何を指すのでしょうか。実は、これら4つの主要な実践間には相互に変換可能な関係があることがわかったからです。
理論的な枠組みは整いました。ここからは本番の検証、つまり半年間の実戦です。
実践を経て得られた洞察から導き出した法則——それが「開発組織の AI 進化論」です。
半年間にわたる実践と検証を経て、全社内のあらゆるタイプの研发团队に適用可能な、開発組織の AI 化への完全なパスを確立しました。その全体像は以下の通りです。
同時に、実践の現場では4つのチーム間に差異がある一方で、非常に明確な共通点と進化の傾向が見られることが分かりました。
AI ネイティブな組織の変化を、以下の 3 つの事例を通じてより明確に理解していただこう。
注:L3 の事例には機密業務情報が含まれるため、ここでは非敏感なチームの事例を掲載します。各チームの実践プロセスは概ね同様であるため、より詳細な内容をご理解いただけるよう、このアプローチを採用しています。
事例 1:事業化担当チームにおける L2 から L3 への交付モデルの変革
事業化におけるリスク管理は、典型的な高対抗ビジネスです。「企画・運用・研究開発・計算資源・データ分析」など多様な役割の連携が必要で、プロセスも複雑に絡み合っています。黒市場組織が AI を活用して攻撃手段を高度化する中、従来の交付モデルの問題点は単なる「効率の低さ」ではなく、「対抗スピードについていけなくなっている」という根本的な課題へと変化しました。
そこでチームは L2 から L3 への移行を選択し、以下の 3 つのステップで転換を図りました。
- 価値連鎖の整理
- SaaS ツールプラットフォームを CLI(コマンドラインインターフェース)化し、さらに Skill(スキル/機能モジュール)化すること
- AI 知識ベースの構築
これにより統一された入口が形成され、変革後の開発プロセスは「要件の入力と成果物のレビュー」に集約されます。要件理解からコード生成、デプロイ、自己テスト、ステータス遷移に至るまで、すべてを AI が自動で駆動します。その結果、リスク事象に対する迅速な対応が可能となりました。以下に、このチームの AI による開発パラダイムシフトの詳細を示します。
準備段階:チーム能力の AI 化への転換
ステップ 1:チームの中核プロセスを整理する
ステップ 2:関連システムの CLI 化
ステップ 3:コアプロセスをスキル化
ステップ 4:チームの AI 知識基盤を構築する
適用フェーズ:AI が深く関与する納品プロセス
商業化・リスク管理チームの要件納品では、crc-dev-flow というスキルを統一入口として機能させます。これにより、要件理解からコード生成、デプロイ、自己テスト、ステータス遷移に至るまでの一連の流れがシームレスに接続されます。開発者が注力すべきは「要件の入力」と「成果物のレビュー」の 2 点のみです。残りの工程はすべて AI が自動で処理します。
ここでは L2 と L3 の開発プロセスを比較し、開発者の視点からどのような変化が起きたかを見てみましょう。
L2 フェーズ:人間と AI の協働モデル
全社的に KATE プラットフォームへ集約。基本は「人が主体で AI が補助役」という体制で、要件の全体フローを繋ぎます。
L3 フェーズ:人間と AI の協働モデル
全社的に MyFlicker プラットフォームへ集約。「AI が主体となり」要件全体のフローを完結させます。AI がプロセスを推進し、他の開発ツールや知識基盤を活用します。KATE を含むあらゆる開発ツールは CLI 化され、スキルから呼び出される形になります。人間は各工程で最終的な検証(バリデーション)を行います。
注 1:快手 AI 効率化プラットフォームの進化ロードマップ
Kwaipilot(コーディング支援) → CodeFlicker + KATE(AI エンジニア) → MyFlicker(AI 全能ワークパートナー)
注 2:上記 2 つの動画では、機密性の高いコードリポジトリは使用していません。要件納品の全体フローを明確に示すため、具体的な業務コードやアドレスは含まれていないデモ環境を使用しています。
事例 2:企業向けアプリケーションチームにおける「業務」と「組織」の同時変革
企業向けアプリケーション部門(内部行政サービス:会議室管理・シャトルバス管理等)は、従来は 50 名以上の伝統的な機能別組織でした。しかし、業務拡大に伴い製品開発のスケジューリングに過度に依存せざるを得ず、対応が遅く、協働コストも高くなるという課題を抱えていました。
この変革では、2 つの再構築を並行して進めました。
業務形態の変容:
従来の SaaS Web アプリおよびミニプログラムから、スキル(Skill)を介した汎用 AI エージェントへの移行。これにより、ビジネス担当者が自らスキルを開発し、要件に直接対応できるようになりました。
組織形態の再構築:従来の「製品・フロントエンド・バックエンド・テスト」の 4 つの機能別から、「FDE(Frontend Developer)+ PDE(Product Designer/Engineer)+ 全栈エンジニア」による AI-Native な三角構造へと転換。チーム規模は 50 人以上から約 20 人に縮小され、開発コストと協業コストが大幅に削減されました。
このチームにおける AI 開発パラダイムの転換プロセスを以下に解説します。
ビジネスの進化
組織の進化
開発モードの進化
準備段階:チーム能力の AI 化
従来の開発経験(ナレッジ、スキルなど)がエージェント(Agent)に蓄積・統合されました。
応用段階:人間とエージェントの協働による納品
事例 3:千人規模の組織はどのように変化したか?
快手(クァイショウ)の主技術部では、千人規模の開発チームにおける AI 開発パラダイムの転換を実践しました。そこでの核心課題は「AI による個人の生産性向上が、そのまま組織全体の効率化につながるわけではない」という矛盾への直面です。
これに対し、「情報・プロセス・組織」の 3 つの層を再構築するフレームワークを提案。さらに、ライブ配信のギフト機能という具体的なケーススタディを通じて、組織の AI 変革の効果と収益を検証しました。その結果、エージェント(Agent)を活用したエンドツーエンドの納品体制により、ギフトの新規リリースサイクルを従来の 20 日からわずか 4 日に短縮することに成功しています。
主技術部はこの変革について包括的な振り返りを行っており、フレームワークの詳細やデータ、プロセスの裏付けとなる情報はすべてそこに記載されています。ここでは重複を避けるため割愛しますが、興味のある方は原文『AI Native へ:技術チームのパラダイム転換と組織進化』をご覧ください。
段階的な進捗:効率指標の急上昇の背景にある変化
最終的な結果として、快手全体の開発効率指標は以下の通り改善しました。1 人あたりの要件交付数が 10% 増加し、平均交付サイクルは 11% 以上短縮されました。
しかし、それ以上に価値があるのは、プロセス自体の変化をデータから読み取れる以下の指標の変動です。
プロセス指標:L2+ 要件の割合が 13.23% から 64.87% に増加。約 4 倍の成長を遂げました。
検証指標として、人員効率の観点から 2025 年に注目した「AI コード生成率」を再確認します。
この数値は気づけば倍増し、30% から 60% を超える水準へと推移しました。
AI コード生成率が 40% を超えるメンバーの割合は、2025 年 Q4 の 30% から 47%、そして 77% と継続的に増加しており、この傾向は今後も続くと見られます。
これらの数字の背景には、単にツールが使いやすくなったという事実はありません。むしろ、納品モデルや役割分担、組織形態、さらにはビジネスモデルそのものが再構築されているのです。
開発組織の変化は全体像の一部に過ぎません。非技術チームと AI インフラストラクチャの変容については、またの機会にお伝えします。
開発組織の変化は全体像の一部であり、同時に変化しているのは以下の 2 つの領域です。
- 非技術チーム:製品、運営、分析など
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快手技术 2026-08-06 18:21 北京
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6个月、角色重塑、协同加速——快手 AI 生产力体系成形背后。
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本文是对快手在2026年H1,从研发效能到AI生产力体系过程的完整总结,有宏观的体系、方法、思考过程,也有微观的实践、案例。2026年8月,我们正式面向业界分享此文,希望快手的实践过程被更多业界同行看见和学习,促进交流和行业发展。同时,2026年H2,我们也会更深入推行“AI生产力”体系,希望为快手带来更大范围的生产力变革。01、回顾:三年三步,我们找到了用AI为个人提效 → 团队提效的路
2026年2月,我们发表了《快手:万人组织AI研发范式跃迁之路》,分享了2023年-2025年我们走过的路,也是业界首次提出了AI提效的陷阱:“用 AI 开发工具 ≠ 个人提效 ≠ 组织提效”。先快速回顾一下快手的实践历程:
到2025年底,我们交出的答卷是:
基于标杆团队的探索和实践,我们找到了AI研发范式升级之路,可以跨越个人到组织提效的鸿沟,于是我们也发布了“AI研发范式的实践框架”(如下图所示),并设定了2026年,L2需求占比要达到80%的目标,从而带动人均需求交付数大幅提升。
同时,我们持续分享这一路走来的实践经验,为更多企业提供经验参考:
采纳率从7.9%到54%:快手智能Code Review的三阶进化
生成率从8%到60%:快手智能测试用例生成系统的四阶进化
采纳率从3%到80%:智能单元测试生成的进化之路
拦截率从15%到55%:快手智能Oncall系统演进与落地实践
AI Coding 产品演进:从续写补全到人机对等协作
智能UI用例生成与执行的四阶进化实践
按当时的认知,这是相当不错的成绩——毕竟当时行业里大部分企业还在看「AI代码生成率」,哪怕是到了2026年6月,很多大厂的认知才刚刚转变到“个人提效 ≠ 组织提效”,而我们已经在“如何用AI为团队提效”层面有了被验证的实践和进展。按这个节奏,2026年本应是全面推广的一年。但进入Q1后,随着逐步深入,我们发现规模复制比预想难得多。于是,我们开始认真查——问题到底出在哪里?
02、问题:从标杆到所有团队,越来越难
AI 研发提效基建(实践、度量、平台)都就绪了,标杆团队也跑出来了,按以往推广研发效能的模式,接下来难度应该不大。但实际上,我们发现,L2 需求占比每往上推一个层次,要付出的力气比之前多得多,且在宏观上看,L2+需求占比,并不像预期的那样和人均需求交付数成正比。
问题出在哪里了?我们通过微观的调研 + 宏观的数据印证,终于找到了这个阶段真正的 3 大卡点:
① 人:开发人员的 AI 开发能力两极分化
从 2025 年 10 月开始,我们通过大量的实战演练、必修课、AI 活动等覆盖全员。宏观看,人效指标大幅提升,但下钻看,发现出现了明显两极分化的情况。如下图所示,在 2025 年 12 月,我们通过观察 AI 代码生成率发现,30%人员的 AI 代码生成率已达 40%以上,但仍有 32%人员 AI 代码生成率在 10%以下:
注:快手内部称为“AI 代码贡献率”,分母:所有上线发布的代码行;分子:分母中所有 AI 生成的代码行。
② 流程与分工:参与需求开发人员越多,提效幅度越小
我们把提效明显和不明显的需求下钻分析,发现参与需求的人数决定提效幅度,即:参与 1 个需求的开发人员越多,提效幅度越小。调研结论如下图所示:
继续下钻,我们发现 AI 确实让开发、测试更快了,但进而暴露出 3 个新瓶颈,我们总结为 AI 需求交付中的 3 个摩擦:
人与人协作的摩擦:AI 带来的提效首先发生在局部,开发人员的开发、测试时间确实缩短了,但一天真正开发时间大约只占 30%,甚至更少。剩下的大部分时间,都花在需求对齐、协作沟通、任务交接等工作上,而这些协作成本,很快就抵消了开发效率提升带来的收益。
人与研发流程的摩擦:大部分团队还是按照传统的研发流程和角色分工做需求,需求估分还是按原来的习惯来估算,不同角色之间的切换、等待,仍然存在。比如,一个前端开发人员用 AI 做的很快,已经交付了,但后端还没做完,前端开发人员就会切换到其他开发任务,等后端开发完了再开始联调。
人与 AI 协作的摩擦:AI 被引入之后,并不意味着人可以立刻把工作交给 AI。为了让 AI 真正发挥作用,人仍然需要投入大量额外的时间和精力。调研中我们发现,AI 开发能力一般的人员,会成为需求开发过程中的效率“黑洞”。结合实际实践,会出现常见的四种情况:
人工补位:当 AI 与研发系统之间还没有完全打通时,开发人员不得不充当两者之间的桥梁,把信息不断搬来搬去。
上下文对齐:AI 并不了解业务背景,也无法天然理解需求语境,因此开发人员需要不断整理、补充和传递上下文,充当系统之间的“搬运工”。
验证与纠偏:AI 可以在几分钟内生成代码,但验证这些代码是否正确、是否符合业务需求,往往需要几个小时,甚至更长时间。AI 生成和人工验证之间,存在明显的速度不对称。
能力边界判断:当开发人员对 AI 的能力边界还没有形成稳定认知时,低估 AI,会错过本可以释放的效率,高估 AI,则容易导致返工和重复修改。
综上所述,上面的 3 种摩擦加起来,就造成了这种普遍现象:参与需求开发人员越多,提效幅度越小。
③ 业务特点与组织结构:AI 标杆团队效率高,但规模复制难
我们发现 AI 研发范式升级的标杆团队(交付效率、需求吞吐大幅提升),大多数是业产研闭环型的团队,即业务、产品、开发(前端、后端)、测试等角色都在 1 个组织内,他们在 AI 研发范式导入后,不仅是开发方法&工具在升级,组织、流程、角色也在发生变化。甚至,有一些团队的“业务”本身也在发生变化,比如从原来提供 SaaS 平台服务的变成了提供 Agent 的 AI 服务。(这个信号值得单独记一笔——不只是研发方式在变,他们交付给用户的东西本身也在变。这个变化会在后面的章节再次出现,并成为理解 L3 的关键)
相对而言,在业务、产品、研发分别是独立团队的烟筒型组织架构下,想达到预期提效效果是非常困难的。
归因:灯照得见的地方做得不错,卡住我们的是灯照不见的组织和人
如上图所示,结合上面的 3 大卡点,再回顾我们的 AI 研发范式升级方案,发现一个误区,我们原来设计的框架里隐含了一个假设——我们假定研发流程、角色、分工都是不变的情况下,提供了 AI 的效能实践、效能平台、效能度量。但目前,新的卡点正好出现在我们之前没覆盖的部分——研发组织中的人、流程与分工、组织结构:
问题出现在我们框架的盲区里。
软件行业有一个规律:业务特点决定软件架构 和 组织形态,又决定研发范式,研发范式再影响开发过程、方法、工程工具。
我们一直在研究 AI 研发范式,在上述规律的“右边”找解决方案,但找到方案后我们发现更关键的瓶颈却出现在“左边”。
很明显,这次 AI 对业务和研发组织的塑造程度,不同以往。我们想了很久,始终没有头绪,直到回头看了一段 60 年前的历史。
03、镜子:银行60年,已经帮我们提前把路走完了
我用银行业做镜子,因为它把我们今天面对的问题,60 年前就完整走了一遍。
L0 → L1(1960s):计算机——机器代替手工,内部效率提升,但组织没变
1960 年代中期,美国几家大型商业银行几乎同时做了一个决定:花重金引入 IBM 大型计算机系统。柜员面前从账本变成终端,存款查询从翻册子变成敲几下键盘,算数速度快了十倍不止。
但如果你在那时候走进一家分行的后台,会发现分行行长办公室里什么都没变。审批一笔贷款,还是那条链——材料从柜员传到主任,主任转给副行长,副行长送行长画押。一个决策走下来,快的三天,慢的一周。计算机把记账的速度提上去了,但批准一笔业务的速度,和十年前一模一样。
所有银行同时上了计算机,起跑线整体前移,差距没变。那台机器,本质上是一个更快的算盘。
L0 → L1 的核心:生产力升级了,但组织没变,效果是旧事物的加速版。
L1 → L2(1970s):ATM——存取款全程自动化,机器直接服务用户,但组织必须跟着变
十年之后,ATM 出现了。ATM 做的不是让人更快地做原来的事,而是让机器承担了原来只有人能做的事——存取款。这意味着同一家银行,可以用更少的人完成同样的服务。柜员可以从 10 个人变成 6 个人,服务量不降反升。
但这件事的真正影响不在于砍编制,而在于:组织必须跟着变。
网点的角色变了:不再只是“人来办事的地方”,而是 ATM + 柜员的组合服务点。
服务模式变了:24 小时服务成为可能,网点排班要调。
客户关系变了:客户“不来也行”,入口不止一个了。
团队规模变了:更少的人做更多的事,分工方式必须调整。
但不是所有的银行都看到了这个机会,花旗银行(Citibank)看到了,他们是把组织适配做到位的那个。他们不只装 ATM 砍编制,而是把 ATM 当客户入口重新设计了网点的运营方式:24 小时 ATM 网络全城铺开、网点角色从“唯入口”调整为“服务组合之一”、服务流程跟着重建。
1977 年纽约大雪,多数银行网点关门停业,花旗 ATM 照常运转,大量储户当周转入。1977 到 1981 年,花旗纽约零售存款市场份额从 4%增长到 13%,增幅接近三倍。
而那些只砍编制不调组织的区域储蓄银行,市场份额被持续蚕食,其中多家在 1980 年代被兼并或倒闭。
L1 → L2 核心:AI/机器承担了更多工作,更少人干更多活。但组织必须跟着变,不变就停在 L1,适配程度决定效率提升程度。注意:这个阶段银行提供的业务本质没变——还是存款、取款、贷款,只是服务渠道更多、组织效率更高。
L2 → L3(1990s-2010s):网银+移动支付——系统自主干活,业务形态和组织同时彻底重构
1990 年代网银出现后,真正跨过去的银行做的不是“让 ATM 做得更好”,而是重新定义了银行和客户的关系。
一个在外地出差的客户想申请一笔小额贷款,他在笔记本电脑上提交了申请,大约三十秒后,系统给出审批结果。以前这件事要回到网点递材料,等两到四周。
为什么能 30 秒出结果?因为系统自主干了原来只有人能干的事——审批:
• 审批规则变成了代码,风控经验变成了模型,原本做“信息中转”的审批岗从“审材料的人”变成了“写规则的人”
• 分行行长从地方性决策中枢变成了区域服务经理——不是因为他能力不够,而是信息不再需要经过他中转了,系统能做他以前做的事。
所有角色同时进入了同一个系统——客户、柜员、审批员、风控、运营,全部在同一条数字链路上运转。中间层消失,速度才真正起来。
但网银做得再好,银行还是“你去的地方”。2010 年代,手机让银行彻底变形。支付嵌在买东西里,理财嵌在刷手机里,贷款嵌在消费的瞬间里。银行不再是“你去的地方”,它变成了“无处不在的能力”。组织也跟着变了:从按地区分工,变成按场景和用户旅程设计。没有人再说“我们在用计算机提效”,因为计算机已经是水和电,是基础设施,不再是效率工具。网银和移动支付,前后连续,核心逻辑相同:系统/AI 自主干活,业务形态本身变了,角色重新定义,组织必须重建。
L2 → L3,有一个本质差别:L2 是组织形态变了,但业务本质没变。L3 是业务形态和组织形态同时变,两边互相倒逼,螺旋式上升——正因为业务形态变了,组织才必须重建。也正因为组织重建了,新的业务形态才能落地。
银行和我们,同一个规律:L1 工具变,L2 组织变,L3 业务和组织同时变
先看银行:
再用同一套逻辑映射到 AI 研发范式的变化:
两张表放在一起,规律就出来了。
L0 → L1:技术在升级,但组织、角色、业务一个没变。更快的工具,不等于更快的组织。
L1 → L2:工作流程升级、人的角色、组织形态开始发生部分变化。但业务形态没变——银行还是存款、取款、贷款,我们还是交付软件功能。L2 的关键是:组织要跟着技术变,变的程度决定你的效率能提升多少。
L2 → L3:是另一个量级的事。不仅是组织形态的变化,而是业务形态本身也在变——银行从“你去的地方”变成了“无处不在的能力”。这个变化一旦发生,其他维度(流程、组织、角色等)被倒逼着全部重建。
L3 不是 L2 的延续,是命题变了。
看完这三段历史,我们自己的命题就出来了:
L2 阶段,组织应该怎么变?
L3 阶段,当业务和组织形态都要变时,图景是什么?
这才是 2026 年,我们真正需要找到答案的命题。
04、体系升级:「研发效能」的终点是「AI生产力」的起点
命题变了,路就得重走一遍。不是“如何让研发组织更快”,而是“如何用 AI 重塑业务和组织”。
于是,基于新命题,我们重新推演了一遍路径。
重新推演:旧路径从研发出发走不通,新路径从全员出发
从研发角度看,路径是:AI × 工具 → AI × 研发人员 → 推动研发组织变革。这条路走到边界就停了,因为研发推不动整条链路。
从组织角度看,路径是:AI × 工具 → AI × 员工 → AI × 团队 → AI × 组织。
关键的转折在第二步:不是 AI × 研发人员,而是AI × 所有人员。只有全员 AI 化,整条链路才能真正重建——这是 L2;业务本身的 AI 化才可能发生——这是 L3。
这一步的转变,意味着命题本身变了。
不是“研发如何做得更快”,而是——如何把 AI 能力持续供给给组织里的每一个人、每一个团队,促成更大的变革。
这不是技术命题,是供给命题。类比一下:传统人力外包,是把人的能力商品化,按需供给给需要的团队,降低成本、提升灵活度。AI 做的是同一件事——只是供给的不是人力,而是 AI 能力。把 AI 能力商品化,按需供给给每个角色、每个团队、每个组织。
因此,我们必须把命题从“研发效能”切换到——AI 生产力(AI Productivity): 以 AI 能力为核心供给,面向组织内所有人员和团队,系统性提升个人效能、团队协作效率和业务交付质量。
这不是换名字。目标变了、供给方变了,路径、产品形态、组织形态都得跟着重构。
道阻且长:三道鸿沟,导致全行业没人跑出来
命题换了,路径清楚了,但不代表好走。全行业里这么多头部大公司,这么多高智力密度的组织,为什么目前为止还没有真正跑出来的实践呢?不是不想走,是每个阶段有不同的鸿沟在挡着:
三个阶段,三道鸿沟,三种跨法,为什么跨不过去?下面是我们交流下来了解到的行业普遍现状:
L0 → L1,工具鸿沟:各大厂内部的 AI 产品正在“百团大战”,每个 AI 产品都在内部竞争,靠功能和运营争夺用户量,难以形成合力。这会带来 3 个层面的问题:
问题 1:公司内的 AI 基建分散,看起来什么都有,实际上,杂而不纯,博而不精,很难聚焦解决有深度的技术和产品问题,更无法积累公司级 SKill、知识等 AI 资产。
问题 2:无驱动力为每个不同角色研究应该怎么用 AI 提效,更不用说提供公司级统一的 AI 提效最佳实践了。
问题 3:由于 AI 产品的成本(Token 量)和用户量成正比,内部用户使用越多成本越高,但由于对内部用户的提效价值讲不清楚,成本难以分摊到业务线,因此每个 AI 产品背后都是自持的成本“负债”。
L1 → L2,组织鸿沟:就算内部工具真的统一了,组织问题会成为第二个瓶颈,这会遇到 2 个层面问题:
问题 1:AI 基建团队和业务产研团队的关系,这里最要命的还是 Token 成本。AI 基建团队希望让更多业务线和人员使用,然后把成本分摊给业务线。但在业务线的视角下,同样的一笔钱应该用业界最好的工具,用户满意度更高、效率更好,这个判断非常合理。但一旦这么操作,公司 AI 基建和 AI 资产的统一进程就会被阻断。
问题 2:业务产研团队的组织结构问题。大厂普遍是垂直的烟筒型团队,产品、运营、前端、后端一般各有一个高阶 Leader 负责,要打通这些团队之间的部门墙,让其协同并探索新的模式,重组协作流程,会影响利益分配,需要非常强大的组织能力和管理魄力。
L2 → L3,业务鸿沟:解决组织鸿沟后,业务怎么 AI 化往往才会被提上日程,这对大厂来说更是难于登天了。
每道沟需要的是完全不同的解法,这也是命题必须转换的原因,因为这些问题全部都超出“研发效能”能解决的问题范畴了。
因此,想真正跨越这三道鸿沟,需要的不是更好的工具,而是从命题到体系的全面重构——这就是快手「AI 生产力」体系诞生的原因。
解决方案:快手「AI 生产力」体系——五阶段跨越三道鸿沟
快手会如何跨越这三道鸿沟?先看在新命题、新路径下,快手实例化后的「AI 生产力」体系全景:
五阶段路径:AI 能力从工具渗透到组织的全景蓝图
路径是目标,打法是手段。要在这五个阶段里真正推进,我们同步推进三条主线。
执行策略:组织转型 × AI 基建 × 制度演进,三线并行
05、L2 → L3 全新探索,跨越鸿沟,从 研发提效 到 组织跃迁(2026年H1)
体系设计完了,接下来,是如何带着全公司的组织一起往前走。由于研发组织在 AI 范式升级上走得最靠前,本次还是先重点介绍研发组织在 L3 级的全新实践。
在公司所有核心技术负责人的集中讨论与决策下,采用了主航道 + 快速路的双轨策略:
• 主航道:各业务线继续规模推进 AI 研发范式升级,以 L2+需求占比达到 80%为目标——提高下限。
• 快速路:挑选 30 多个"AI 先锋团队",覆盖公司内不同业务不同类型的团队,规模从 10 人到 100 人不等,不设边界去探索 AI 组织进化的上限——这是在探索两个问题:L2
的上限在哪里?L3 的图景是什么?(这些团队可以探索 L2 → L3 或 直接从 L1 → L3)
“快速路”是我们在 2026 年 H1 必须趟出来的新路,下面重点分享实践过程:
实践前:四类团队、四种实践
这些团队各有特点,不能一刀切的用统一的方式去探索,锁定单一路线会错过上限,野蛮探索又容易浪费半年跑偏。好在,我们评估后发现,有 2 个制约因素决定了每个团队能走哪条路:
因素 1 是「团队类型」,两类团队在实践上一定会有明显差异:
因素 2 是「交付类型」,由于业务特点不同,系统复杂度不同,团队交付的需求能 AI 化的程度也有明显差异,也分为 2 类:
因此,以「团队类型」作 X 轴,「交付类型」作 Y 轴,把研发团队整体分为四个象限(如下图所示)。不同象限的团队,由于 2 个因素的约束,探索的目标和实践的方式是有差异的。我们让这些团队在各自象限内先去探索“上限”,这样就可以避免过于激进或保守的情况。
框架中的实践①-⑥是什么含义的呢?因为我们发现,这四大类实践之间存在着转换关系:
理论框架有了,接下来是真正的检验——半年实战。
实践后:通过实践洞察规律——“研发组织 AI 进化论”
经过半年的实践和验证,我们提炼出了一套完整的研发组织 AI 化路径,适用于公司所有不同类型的研发团队,全景如下图所示:
同时,我们发现,在实践层面,四类团队有差异,但也有非常明显的共性和演进趋势:
下面通过 3 个例子,让大家更明显的看出 AI-Native 组织的变化:
image注:由于 L3 案例涉及敏感业务信息,因此下面的案例选择了非敏感业务的团队,由于不同团队的实践过程基本一致,因此这样大家可以更好地了解更多细节。
案例 1:商业化某团队,L2 → L3 交付模式怎么变?
商业化风控是典型的高对抗业务,需要“产-运-研-算-数”多角色协同、链路冗长。随着黑产用 AI 升级攻击手段,传统交付模式的问题不再是“效率低”,而是根本跟不上对抗节奏。因此,团队选择从 L2 跃升 L3,转型路径分三步:
梳理价值链路 → 把 SaaS 工具平台 CLI 化再 Skill 化 → 建立 AI 知识库。
最终形成统一入口,转型后研发只需“输入需求 + Review 产出”,需求理解 → 代码生成 → 部署 → 自测 → 状态流转全部由 AI 自动驱动,真正实现了风险事件快速响应。下面是这个团队的 AI 研发范式升级过程:
准备阶段:团队能力 AI 化
Step 1:梳理团队核心流程
Step 2:相关系统 CLI 化
Step 3:核心链路 Skill 化
Step 4:建立团队 AI 知识库
应用阶段:AI 深度参与交付
商业化风控团队的需求交付,基于 crc-dev-flow 这个 SKill 作为统一入口,打通需求理解、代码生成、部署、自测、状态流转的完整链路。研发只需关注两件事:输入需求、Review 产出——其余环节由 AI 自动完成。我们对比下 L2 和 L3 研发过程,开发者使用视角下的变化。
L2 阶段,人和 AI 协同模式:All in 快手 KATE 平台,人为主,AI 为辅,串联需求全流程。
L3 阶段,人和 AI 协同模式:All in 快手 MyFlicker 平台。AI 为主完成需求全流程,AI 推流程、调其他研发工具、用知识,包括 KATE 在内的研发工具全部 CLI 化被 SKill 调用,人在每个环节校验。
注 1:快手 AI 提效平台演进路线:Kwaipilot(编码辅助) → CodeFlicker + KATE (AI 工程师) → MyFlicker(AI 全能工作伙伴)
注 2:如上两个视频均使用了非敏感代码仓演示,旨在让大家看清需求全流程交付过程,其中不涉及具体业务代码和地址。
案例 2:企业应用团队,业务+组织形态怎么同时变?
企业应用-内部行政服务团队(会议室/班车管理等),原来是 50+人的传统职能型组织,业务扩展重度依赖产品研发排期,响应慢、协作成本高。转型路径是 2 个同步进行的重构:
业务形态:从 SaaS Web+小程序切换为 Skill 接入通用 AI Agent,业务同学可以自主开发 Skill 直接响应需求。
组织形态:从产品/前端/后端/测试四职能,重构为 FDE + PDE + 全栈的 AI-Native 三角,团队规模从 50+精简到 20 人左右,研发成本和协作成本同步大幅降低。
下面是这个团队的 AI 研发范式升级过程:
业务升级
组织升级
研发模式升级
准备阶段:团队能力 AI 化
原来的研发经验(知识、Skill 等)被沉淀到 Agent 中
应用阶段:人和 Agent 协同完成交付
案例 3:主站技术部,千人级研发组织怎么变?
快手主站技术部进行了千人规模的 AI 研发范式升级实践,直面“AI 个人提效 ≠ 组织提效”这一核心矛盾,提出“信息-流程-组织”三层重构框架,并以直播礼物业务为案例验证了组织 AI 转型的效果和收益:基于 Agent 的端到端交付,将礼物上新周期从 20 天压缩到 4 天。
主站技术部已就这次转型做了完整的复盘,框架、数据、过程细节都在里面,本文不重复,有兴趣直接看原文:《迈向 AI Native:技术团队的范式跃迁与组织进化》
阶段性进展:各项效率指标飙升的背后,是交付模式、角色分工、组织形态、业务形态的变化
从最终结果上看,快手整体的研发效能指标:人均需求交付数↑ 10%;需求平均交付周期↓ 11%+。但更有价值的是下面这些过程指标的变化,可以从数据角度透视出研发过程的变化:
过程指标:L2+需求占比,从 13.23% → 64.87%,增长近 4 倍。
观察指标:再从人员效率的角度,回过头来验证下 2025 年看的指标——AI 代码生成率
趋势的变化:不知不觉已经翻倍,从 30%→60%+。
分布的变化:AI 代码生成率超过 40% 的人员持续增加,从 2025 年 Q4 的 30% → 47% → 77%,且持续提升。
这些数字的背后,不是工具更好用了,而是交付模式、角色分工、组织形态甚至业务形态在同步重构。
研发组织的变化只是全景的一半,非技术团队和 AI 基建的变化留给下次
研发组织的变化只是全景中的一部分,同步在变化的,其实还有 2 个事情:
非技术团队:产品、运营、分析、
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